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参加前と比べて変わってきたワタシ①

「緑のふるさと協力隊」に参加する前や事前研修の時と、いまを比べてみて、自分の中での変化や成長したと感じるところを28期協力隊に書いてもらいました。

ありのままの自分でいられる

都会というたくさんの人がいる中で、一社会人として生活してきた私は、必然的に他人と比較してしまったり、自分に自信がないと感じたりしていました。また都会は、モノと情報に溢れていて、人の存在が埋もれてしまっているように思います。

一方でここ豊根村では、人口の少なさと不便さが良い方向に転がり、人が大切にされていると強く感じます。この村で生活をしてきて、ありのままの自分でいられることの素晴らしさを感じ、他人と比較しても仕方がないと思うようになりました。

人生の先輩には、「自信がない自分も愛してあげればいい」という言葉をかけてもらい、すっと腑に落ちて、前よりも自分のことが好きになれました。(豊根村・髙山さん)

髙山テーマ1

四季を感じる

季節の感じ方が変化しました。

今までは、気温の変化や夏休みやクリスマスといった暦上でのイベント事ぐらいでしか季節を感じていませんでした。

しかし協力隊に参加し山麓での生活を通して、春には山の中に入って山菜を採り、夏には白山に咲く様々な高山植物を見て、秋には葉の色づきを感じる日々を過ごし、カレンダーではなく日常生活のありとあらゆるところに四季があることを実感しました。

街の生活では気づけなかった変化も、ここにいれば空気、植物、虫、動物、そして人が教えてくれました。自然と隣り合わせの生活は厳しく辛いものではなく、決して無理はすることなく、美味しいものを美味しいときに食べ、美しいものを美しいときに見る、そんな暮らし方だと今は思います。(白山市・茂友さん)

茂友①ー1

茂友①ー2

数値化しなくてもいい!

前職では仕事の成果を数値化し、評価することが求められていました。そのため、緑のふるさと協力隊としての活動をどう数値化し、評価していくべきか最初は頭を悩ませました。

しかし地域の方々と関わり、イベントに携わっていく内に、そもそも私の活動は人と人との関わりの中で生まれる「気付き」や「アイデア」が重要で、数値化できなくてもいいんだということに途中で気付きました。型にはまった価値観から視野が広がった瞬間です!

今ではどれだけ地域の中で楽しめるか、地域の方々と面白い話ができるか、日々模索しながらも目に見えない成果を求めてワクワク過ごしています。

任期終了後、さらに変化した自分に会えるのではないかと今から楽しみです。(坂井市・吉原さん)

吉原①_写真

視野が広がる

協力隊に参加する前と比べて変化したことは、大学卒業後のビジョンです。

協力隊の活動は初めて見るもの、聞くこと、知ることに溢れ、大学を休学せずにそのまま学生生活を送っていたら、絶対経験し得ないようなことを数多く経験してきました。

そのような活動を通じてこれまで多くの地域の方々と出会い、さまざまな生き方や働き方、物事の見方や考え方に出会ってきました。そのひとつひとつが自分の視野を広げ、そして将来の選択肢を増やすきっかけとなっています。

協力隊に参加する前は将来に対して釈然としない状態でしたが、少しずつ、これから自分はどのように生きていきたいのか明確に見えるようになりました。さらに、今後生きていく上で何を一番大切にしていきたいか、今の自分にとって軸となることにも気づくことが出来ました。

これは大きな変化であり、成長であると感じています。(鏡野町・阿部さん)

note写真_阿部

自分と向き合う

緑のふるさと協力隊に参加する前は、特に「やりたいこと」が見つけられないまま、周りに合わせて就活をしていました。

「早く何かにならないと」と焦る自分が嫌で、「そんな自分を変えたい」「やりたいことを見つけたい」という思いから緑のふるさと協力隊に参加しました。

実際に半年間協力隊として活動していく中で、「これからの活動のこと」「自分が地域に出来る事は何か」など、自分で考える機会が多く、それと同時に、自分と向き合う機会も以前より多くなりました。

自分と向き合うことができてからは、「やりたいこと」「やってみたいこと」が少しずつ分かってきた気がします。

この活動を通じて自分と向き合うことができたのは、大きな変化だと感じています。

西條①


参加前と比べて変わってきたワタシ②
https://note.com/midori_furusato/n/nc943e3718660

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