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「話せる場所が必要だ。君にも、私にも。」の話

noteのサークル機能を使用して「よだか派の会」というのを作った。
作家さん向けのサークルなのだが支援者の方もお入りいただけるので一度覗いていただけたら嬉しい。要は数字に埋もれているだけでめちゃくちゃ精いっぱいを感じる素晴らしい作品って結構ある。それをいいね!の数だけではない、具体的な批評を言い合えるそんな会派がネット上にあったら素敵だな!と思い、実行したものだ。これは作品を作る人へという意味があるので映像デザインpocket poet(CITRONの母体的なものです)のアカウントで作ってある。

よだか派の会
https://note.com/pocketpoet23/circle

対して個人アカウントで作ったサークルもある。こちらは「ツバメ部」という発達障害の当事者、周囲、支援者などで井戸端会議できる場だ。

「ツバメ部」
https://note.com/midori02031/circle

個人アカウントには主に私の体験談なんかを綴って、アカウント毎の差別化を図ってたりする。ちなみにどちらも投稿するしないは自由で、純粋に応援のための入会も大歓迎です。

先日、初めて私以外で発達障害を抱えている方とお出会いした。
正直にいうと私は発達障害を隠しながら生きてきた人間で、それをオープンにしている方にお出会いしたことはなかった。歪んだ言い方だが「いかに定形発達的な人間を演じられるか」が私にとって今までとても重要だった。このマガジンの中の「誰も小さく死ななくてよい話」を参照していただけるとありがたい。のでこの対話には非常に大きな価値があった。

たくさん話してわかったのはタイトル通り、「話せる場所」が必要だということだ。
そして私自身が「話しに行く」「聞きに行く」機会をもっと持つことも。とにかく知見を広げた方がいいよ、というアドバイスを頂いた。(ありがとうございました!)

私が診断が降りたばかりの頃、家族はたくさんの症例を調べてくれ、同じ症例の偉人を何人も教えてくれた。そしてその偉人たちの存在は暗がりの足元を照らす杖となって私が歩くのを支えてくれた。そして、いつか私も彼らのように身を立て、誰かの杖になりたいととても強く願ったのを覚えている。
リアルの場でもネット上でも、どちらだって構わないのだけれど、杖になりたい人も杖の必要な人も集まれる場があるべきだと思う。
私たちは人生という長い道程を生きていく。誰がどこへ行く杖になるかは知らない。とにかく言えるのは、前へ進みたい。明るい方へと。
休み休みでも遅々としていてもそうありたいと願っている。

ここまで読んでくれてありがとう。「よだか派」「ツバメ部」も宜しくお願いいたします(宣伝?)

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