コロナ禍のパーティーのあり方
12月の初旬に水族館を貸し切ってのウェディングパーティーが行われることになり、見学させてもらえる機会をいただいた。
コロナ禍でパーティー自体が大幅に減っており、水族館のパーティー担当者の方に聞いたところ昨年の11月、12月は、ほぼ毎日あったパーティーの予約が本年は、大幅に減ってしまっているとのことだった。
試行錯誤の上、今回のコロナ対策を万全にしたウェディングパーティーの開催となった。
久しぶりの開催、そして慣れないコロナ対策下でのオペレーションが余儀なくされ、現場スタッフからも緊張感が感じられた。
従来のパーティーとの違い
1.食事がブュッフェ方式からお弁当スタイルへ変更
2.参加者およびスタッフが全員マスク着用にて参加、給仕スタッフにおいてはフェイスシールドも着用
3.ドリンクコーナーをアクリル板で遮り、極力給仕スタッフがオーダーを受けてお届け
4.ウェディングケーキも新郎新婦がカットしたケーキとは別にロールケーキを用意
といった感じだった。
コロナ対策としては当たり前に思うかもしれないが、食事やドリンクの提供方法にかなりの制限があるなかで、ゲストの満足度を高めるという行為は、傍からみているだけでも大変で、スタッフの苦労が伝わってくる。
思いがあればパーティーは成立する
全体を通して思ったのだが、十分なおもてなしではないかもしれないが、主催者およびゲスト両方に「お祝いしよう」「感謝を伝えよう」という思いがあれば、パーティーは成立する。
感染者がでてしまうというリスクを主催者、ゲスト、イベントスタッフが認識し、考えられる対策すべて取りパーティーを開催する。
そこには、ネガティブな空気はなく、祝福に包まれた良いウェディンングパーティーだった。
今後のことを考えるとコロナ対策を講じてもパーティー自体を自粛していかなければならない状況が続いていくと思われる。
だが、コロナが収束した後もパーティーの形態は以前のようにはならないだろう。感染対策が衛生対策となり、スタッフのマスク着用やグローブ着用、ブュッフェに関しても一部店舗が実施しているように利用者が使い捨てのビニールグローブを着用して料理を取りにいくスタイルなどは残っていくと思う。
今のうちに対策のスタイルを確立し、パッケージ化できれば他のイベント、ケータリング会社にはない強みとなるのではないかと感じた。
今回お世話になった会社
グラン・グルメ株式会社【味彩】
http://www.ajisai.co.jp/ksdeli/index.html
パーティーイベント企画・プロデュース、ケータリング各種対応して頂けます。
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