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なぜ学校に行くのか

アクセスありがとうございます。

今週は入学式や始業式があったようで
新学年に突入してはじめての1週間だったと思います。

そこで、今回は
なぜ学校に行くのか考えてみました。


最終的な目標は何か


学校に行って勉強をする理由は
将来になりたい職業に就くために
目的の学校に行ける学力を身に付けること

だと考えています。

そのためには自分は何がやりたいのかを
考えておく必要があります。

「後で見つかる」と思っていると、
結局見つからずに漠然とした印象で
進学校を決めてしまいがちなので注意。

夢を叶えられる可能性が高い学校に
入学するために勉強をするのが
最終的な目的と言えるでしょう。

ここでいう学力は高ければ良い訳ではなく、
行きたい学校に行けるだけの能力があれば十分です。

時間は有限なので、
勉強だけに多くの時間を割いていると
他の部分がおろそかになってしまいます。

学生時代しかできないこともあるでしょう。
制服を着て友達と遊んだり、部活動で汗を流したり。
それを謳歌するのも人生の楽しみと言えます。



社会的システムの理解


学力を上げるためなら
塾や習い事をすればよいではないか?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かにそれは有効な手段の一つです。
ただし、学校は別の側面を持っています。

それは、同学年の人と一緒に生活すること。
集団で比較されることに慣れ、
協力や連携をすることの大切さを学ぶところでもあります。

委員会活動やクラスの係での役割や
掃除や休憩時間の使い方。
友達や先生との接し方など。

さしずめ社会人に必要な
一般的なルールを学校でくみ取ることができます。
いわゆる「普通」を学ぶ感じですね。

個性を磨くのも重要ですが
一般に触れるのも大切です。
自分がどの位置に立っているのかを客観的に見られるのは
学校の大きなメリットと言えるでしょう。

個人的にはこの部分が学校の中で
一番重要なウエイトを占めていると思います。
勉強は生徒を評価するためのモノサシの一つに過ぎません。



学校の弱点


社会人生活で例えるなら、学校は
仕事の成果が勉強の成績に置き換わったものと言えるでしょう。

ただし、学校のシステムの弱点としては
学力がとれており問題行動を起こさなければ
優良児として扱われてしまうことです。

学校の立場としては
問題児の改善が大事です。

ネガティブなアブノーマル」を更生させて
社会に送り出す役割があるように思います。
これは学校や先生個人の評判に関わる問題ですから
仕方のないところでもあります。

この「ネガティブなアブノーマル」は
一般的にいじめや非行、不登校児に
スポットを当てられます。

もちろんこのような生徒に全力をかけて
更生を促すのは非常に大切です。
若いうちに一生を棒に振るようなことを
起こしては今後の将来がかなり厳しくなるためです。

ただ、個人的に問題だと思うのは

「やりたいことが漠然としていて、とりあえず
偏差値の高いところを受験する学力がそこそこの人」

です。

このようなタイプはよくありがちな生徒として
学校側としては問題なしと考えて対応されます。

このような人は能力が普遍化していて強烈な個性がなく
近視眼的な考えで動いていることが多いため
行き当たりばったりな対応が身についてしまいがちです。
いわゆる主体性の乏しい兵隊タイプ。

また、勉強と仕事は勝手が違います。
勉強は相手が人ではないのに対し、
仕事は人との付き合いが非常に大切です。

顧客や上司、同僚、先輩後輩、人事など
立場が違う人間と付き合うことになります。

特に顧客、上司、人事は学校生活では
付き合いが少ない立場となります。

ここの付き合い方は社会人に入ってから学ぶ人もいるかもしれません。
アルバイトをすることによって、この部分を学ぶことができるので
個人的には学生時代にアルバイトをするのはアリだと思っています。

時間やお金の使い方、人付き合いを社会に出る前に学べるのは大きいです。
学生の本分である勉強とのバランス感覚を養えるのも将来に役立ちます。

勉強ができても仕事ができない人は
ここら辺のコミュニケーションを学校生活で補えなかったのが
原因かもしれません。

ただ勉強のペースをコントロールできた学生時代とは異なり、
仕事には自分ではコントロールできない部分が多くあります。
そこの乖離で悩む人が多いのかもしれません。



学校で勉強以外のスキルを身に付けよう


学校では評価のために
勉強の成績が使われることが多いです。

学生は勉強という共通の土俵に
無理やり立たされている
わけです。

これは国の教育制度なので
仕方のない部分でしょう。

ただ、勉強の成績が
仕事の成果に直接結びつかないのは
よくあることです。

勉強の仕方と仕事の仕方が
違うためだと思います。
知識を詰め込むだけなら
今後AIができそうな感じがします。

なので、今後重要なことは
勉強の学力ではなく
ヒューマンスキルなのかなと思っています。

皆を引っ張ったり、気配りができたり、
問題を解決する力があるなど。
そういったことを学校で経験するのが
勉強より大事なのかなと思います。


今回はこの辺で。


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