【入社前】転職する際に必ず確認すべき「社風」について
こんにちは!みどけんです!普段は転職エージェントとして働いています。
転職相談に来られる方は現職への不満、もしくは足りないものがあるからこそ相談にお越しいただいているのですが、よくある転職理由の一つとして「社風」があります。
また、入社して数か月後に感じる違和感としてよく挙げられる理由でも「社風」に対するギャップを持つ方も多くいらっしゃいます。※私の力不足によるところもあると思います。申し訳ございません。。。
自身が在籍した会社でも苦い経験があるゆえに、「社風」に関するアンマッチを少しでも減らしたい。
そういった思いで今回は書かせていただきます。
※一つ注意点ですが、ここでいう社風は【同僚の人柄、社内の雰囲気】という意味で書かせていただきます。社訓、会社の方向性という意味で今回は書いていません。
1、社風の重要性
まず社風がなぜ大事であるかについて。
会社員として働く場合、365日のうち245日(年間休日を120日とします)約67%を会社で過ごすことになります。
社会人人生において67%を占める部分が、自身と合わない人と過ごすと考えた場合、時間の大きな損失になるのではと考えています。
反対に、社会人人生の67%を占める会社での時間が、自身と合う人と過ごせた場合、人生において非常に幸福度が高まることが考えられます。
このように考えると「社風」というものは、人生の幸福度を上げる非常に大きな要素といえるかもしれません。
私の実体験ですが、社風があわない会社に在籍していた時は毎朝会社に行くことが苦痛でした。
反対に、社風があう会社に在籍したときは特に苦痛を感じることもなく、気づいたら日々があっという間に過ぎ去っていきました。
もちろん非常に柔軟な考え方で、どんなコミュニティであっても合わせていくことができる、自分の色に周りを変えていくことができる方であれば、重要視しなくてもいい要素かもしれません。
2、転職する際、自分にとって「社風」が重要な要素になり得るか考える
転職エージェントとして様々な方とお会いしていると、社風についてこだわっていない方も多く見受けられます。
ただ現実には転職した後で、社風がいかに重要であることを知ったという事例が後を絶ちません。
そのため転職する際は、現在在籍している会社の社風が心地いいものか、心地いい社風でない会社に在籍した時にどのように感じるかを想像する必要が出てきます。
現在の会社の社風が心地いいものであれば、それと似た雰囲気がある会社を探すことが入社後のギャップを減らすための、大きなポイントになりえます。
3、完全にぴったりな社風をみつけるのは非常に困難
ここまで社風の重要性を話していますが、完全に自身と一致する社風を見つけることは非常に難しいです。
会社規模が大きくなればなるほど、様々な個性の従業員が在籍し、全員と相性がいいのはほぼ不可能です。
社風について部分一致で良いかと考えられます。
「なんとなく心地いいな」「少しばかり気が合いそうだな」
このように感覚的に探していく形で十分だと思います。
個人的な持論ですが、社風と合うか、合わないかはロジックで説明できるものではなく、人それぞれの直感によるものだと考えています。
例えば、共に過ごす友人について、「A君の性格は〇〇で、私の◇◇な部分と相性がいいと分析結果が出ている。だから合う」といった思考ではなく、直感的に「A君とは気が合うかな」ぐらいの感覚で人付き合いをしている方が大半なのではと思います。
同じことで、社風の相性について考える時も自身の直感に頼っていいと考えております。
4、自分に合う社風を探す具体的な方法
ではどうやって自身と企業の社風の相性がいいかを判断するかについて。
主に3つ確認する方法を上げました。
・面接時の面接官に対する印象
・オファー面談を企業に行ってもらうこと
・クチコミサイトを見ること
「面接時の面接官に対する印象」について
面接官は主に現場の上長などが出てきます。実際に面接で話してみると感じることができますが、人柄、雰囲気などオーラとしてでています。
その部分で相性がよさそうかが、判断基準の一つになります。
「オファー面談を企業に行ってもらうこと」について
転職活動を行ったことがある方はご存じかもしれませんが、内定後に「オファー面談」というものを実施することができます。
オファー面談とは、現場社員とざっくばらんにお話する面談、機会のことです。学生の就職活動でいう先輩社員との座談会みたいなイメージですね。
オファー面談をやってみると、ぶっちゃけトークができますので社風が合うかどうか、十分参考になります。※もし先輩社員が会社に不満を持っていてもそれとなく教えてくれたりします(笑)
「クチコミサイトを見ること」について
クチコミサイトは5~6割程度の信憑性で確認するようにしましょう。
そもそもクチコミサイトを使うユーザーの特性は現職になにかしら不満があり、転職活動を考えているからこそ訪れています。
主に不満をクチコミとして書くわけですから多少盛っていることが想像できます。
ただ事実になる部分も書かれてていますので、5~6割程度で参考として考えるのが得策かと考えられます。
5、まとめ
これまで社風を重要視していなかった方もいるかもしれません。
ただ私がお会いしてきた方で結果的に社風も重要視すべきだったというお話を、転職活動が終わってから聞くケースも数多くあります。
この記事から社風を一つ考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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