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関東地方梅雨明けの7月中旬、未だ私の左手の神経障害は完治はしていない。ほぼ不自由なく動…
まだ記憶に新しいが、何れ懐かしいものになるであろう東海道新幹線の喫煙ルームである。この…
前回の続き。 酒田でのコンサートの翌日、キャラバンは秋田に向かった。ほんの時折の太陽…
冬の東北は随分久しぶりのことだった。頭の中で辿ると、それは東日本大震災より少し前で、か…
まずは前回の続きから始めよう。 『ジャズ大名』愛知・刈谷公演の中止の報を受け、バンド…
2023年の12月は舞台『ジャズ大名』のリハーサルと本番で毎日のように横浜は元町・中華街近く…
8月下旬、今回の自宅録音作業も先方の指示を待つだけとなった。いくつか編集事案があったのだが、その詳細を聞いてからの作業ということになるので、実質としては終わったようなものでもある。ここ数年自分自身やバンドの名義の作品というものからは遠のいているが、人から依頼されて作るものの面白さを以前よりはっきりと実感している。そしてもう没テイクを残念がることも無くなった。CM音楽ではプロデューサーが間に入り、没になりそうなものを四苦八苦して直したりしたこともあったが、最近ではあっさりと作
私が小学生高学年に差し掛かる頃、それまで住んでいた東京は江戸川区の南の端から川を越えて…
今回は最近のことを一杯飲みながらつらつらと書き記すことにした。いつまでも昔話を続けるこ…
明けて翌’93年の2月、JAGATARAなきJAGATARAに参加した。OTOさんが何曲でリードヴォーカル…
久しぶりに高円寺は抱瓶でのライヴだった。此処ではコロナ禍以前以来だから三年ぶりくらいに…
立川は馴染深い街である。東京は東の隅やその端の川を渡ってすぐの千葉県最西部で育った私だ…
9月の初旬は急な事情で、鶴舞う形の群馬県は南、埼玉との県境の川沿いの街に三度ほど足を運…
暑い夜、まだ20時少し過ぎ、武蔵小金井駅北口の喫煙所で一服していた。それだけで駅に戻り帰宅するつもりだったが、あまりの湿度の高さに躊躇する。そこにあった自動販売機で水を買い、喉を湿らせる。しかし水では駄目だ、と駅を背にして少しだけ歩く。「大黒屋」が現れる。ラストオーダーまではまだ30分程あり入店。二組ほどの客、空いている。思わずホッと一息つく。 武蔵小金井の名店「大黒屋」、最近はご無沙汰だったが、初めて来たのはもう20年以上は前か。場所は今と同じだが、その頃はプレハブに毛