軽介助ではなく100%自立を目指す商品
おはようございます!
今日は【9月25日発行シルバー新報3面-馬乗り形電動車いす JIS制定-】についてです。
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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️経済産業省は23日、新たに日本産業規格(JIS)に制定された12件を発表した。この中でテムザックが開発している『馬乗り形電動車いす』が初めて制定された。
☑️テムザックは、「電動車いすの新たな市場形成と介護人材不足、介護負担の課題解決に一層貢献したい」と話し、本格的に販売化、介護保険のレンタルの適用も目指すという。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
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▽軽介助ではなく100%自立を目指す商品
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今回は変わった形の電動車いすがJISに制定されたことを取り上げます。
この車いすの特徴は車いすの前方から座るのではなく、後方から乗るように開発されている点です。
ベッドに座った状態から、この車いすを体の前に設置すれば、腰を浮かすことなく移乗することができるため、より自力で移乗ができるように設計されています。
完全な自立に繋がりそうな商品だと思います。
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100%自立の割合が介護負担軽減に繋がる
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介護負担を軽減するように設計されている商品は沢山あります。
車いすの手すりの跳ね上げやフットレストの収納、スライドボードなどは、移乗をスムーズに、軽介助にすることを実現しています。
ただ、軽介助になっても『ひと手間』が必要だったり、設置に時間がかかることが惜しいなと感じていました。
施設などで食事の前に何人も移乗の介助が 必要な状況になると最後の方は力づくでいってしまいます。
やはり100%自立できる商品が増えないと施設などでは腰を痛める人が後を絶ちません。
今回のような商品がJIS制定に至ったのは、経産省が『新市場創造型標準化制度』を2017年に増設したことが大きいようです。
安全性を確保しながらも、新しいタイプの商品が出回ることを促進する。
そういう制度ができていたことを知って、これからが待ち遠しいなぁと思いました。
福祉用具の可能性は無限大です。
アップルウォッチはついにSPO2を測ることができるようになりました。
使いやすく、介護負担を劇的に軽減してくれる商品が今後も開発されていくことを願います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #車いす #テムザック #福祉用具
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