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生活保護受給者の“介護券”のあり方について

おはようございます!


今日はミデンの独り言ver1です。
〜生活保護受給者の“介護券”のあり方について〜


介護現場で働いていると、思うことの一つに、生活保護受給者との向き合い方というのがあります。


医療現場で働いている時はあまり生活保護を受給されているかどうかを意識することはありませんでした。(まだまだ青かったんだと思います。)


しかし、ケアマネとして働くと、生活保護を受給されているかどうかで、プランの立て方や支援の提案の仕方がまるで違うことを目の当たりにしました。



『生活保護なんですからサービスを…』



これっておかしいですよね。
気づいてはいます。
でも言っちゃう。



必要なサービスはアセスメントによって導き出します。
経済的な理由というのはそのアセスメントの一部で、もちろん大前提としてサービスの支払いが可能かどうかをまず考えなければいけません。


しかし、生活保護受給者の方は“介護券“の存在によって、もはや無限な状態としてアセスメントされます。


なんの負担も感じないサービスってサービスじゃないと思うんですよね。
それって権利なんでしょうか。


働けない人もいると思いますし、最低限の生活は保証されるべきだと思います。


でも、当然のようにサービスを受ける人がいる一方で、支払いを意識しながらサービスの利用に悩む人がいることも確かです。



“介護券”のあり方を変えるべきだと思います。




生活保護受給者は一般的な介護保険の枠組みとは別にするべきなんじゃないでしょうか。


障害福祉サービスのように、必要な単位数を個別に支給するようにするべきです。
それが最低限の保証だと思います。
(最低限以上使いたければ、生活費から出せばいい。)


介護の人材や資源には限りがあります。
必要なところに、必要なだけサービスの利用をしないと介護業界は回りません。


なので、今の“介護券“のあり方では、ケアマネのケアプラン任せなんですよね。


不必要な手配をしてるんであれば、ケアマネのアセスメント、プランが悪い…。





そう、僕が悪いんです。





『生活保護なんですからサービスを…』





僕が悪いんですよねー。


独り言でした。



では、いってらっしゃい!



#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #独り言

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