介護老人保健施設の“強み”について
おはようございます!
今日は1月29日発行シルバー新報③面
〜老人保健施設、かかりつけ医と減薬440単位に〜
についてです。
【今回の記事のまとめ】
☑️2021年度介護報酬改定において、老人保健施設では、在宅強化型であることを評価する指標に、リハビリ専門職の配置や訪問リハビリの実施を追加することで在宅復帰機能を推進していく形となった。
☑️また、処方薬への減薬への取り組みの評価も、『かかりつけ医連携薬剤師調整加算(125単位)』が3段階に分けられ、すべての要件を満たすと440単位加算できるようになった。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
今回は介護報酬改定の内容です。
介護老人保健施設の機能や減薬に対する加算について記載がありました。
居宅ケアマネの個人的な感想ですが、老健さんは上手くニーズと合えば使いやすいですが、在宅復帰やリハビリを機能としている割には、回復期リハビリ病院ほどリハビリは強くないし、入所と訪問系を連携させるにはサービスを安定させにくいので、普通のデイやショートの方が使いやすいと感じています。
老健の“強み”をもっと出して欲しいなぁ、と思っていました。
そこで、今回の介護報酬改定です。
リハビリの強化と処方薬の減薬への取り組みを評価する内容が介護報酬に組み込まれます。
回復期のリハビリテーション病院ってもっと気軽に使えたらなって思いますよね。
でも、単に”リハビリしたい”だけで入院することは基本的にはできません。
そんな中、頼れるのは老健です。
ADL、IADLの向上ができる場所として、もっとデイやショートとの差別化をして欲しいと思います。
今のところ、『大きいところがいい』というニーズがある場合に提案しますが、『リハビリがしたい』のニーズには、半日型のリハビリとかを提案してしまいます。
劇的にリハビリの効果を感じるのは難しいことかも知れませんが、回復期リハでは感じることができますよね。
処方薬の減薬に関しては、特に老健でしなくてもいい気がします。(老健で処方できない薬があるのと関係あるのか)
在宅の居宅療養管理指導や訪問看護サービスなどに加算した方が広く恩恵を受けれるんじゃないかなと思います。
何にしても、老健の”強み”は医療的なニーズに応えることができるところです。
是非、規模や施設が大きいから…ロングのショートがいけるから…という理由以外にニーズに応えられる存在であって欲しいと思います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報
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