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ケアマネジャーの仕事ってオセロみたい

おはようございます!

今日はケアマネジャーという仕事についてまとめてみます。
これからケアマネジャーになる人向けの内容ですが、良かったら最後まで読んでもらえると嬉しいです。

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▽ケアマネジャーの仕事ってオセロみたい
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僕はケアマネジャーになって7年目です。
まだまだ未熟でこれからですが今思うケアマネジャーの仕事についてまとめてみたいと思います。

ケアマネジャーの仕事は利用者さんの状況把握、アセスメントからの手配&調整の繰り返しです。

利用者さんや事業所に対する話術や社会資源に関する知識もアップデートする必要があるので日々専門職として、人間として磨き続けなければいけません。

プランナーなので実際に直接介護する訳ではありませんが、方向性を決める中心的な存在なので策士のような役割を担います。

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すべてを解決するのが仕事じゃない
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高齢者の方の課題は身体機能の低下や脳機能の低下から引き起こされる課題が多いので、身体機能を維持するにはコレ、脳機能を維持するにはコレというように定石はあります。

ただし、利用者さんの課題は多様性に満ちています。

その多様な課題を看護師さん、リハビリの先生、ヘルパーさん、福祉用具専門相談員さんがそれぞれの専門性を発揮し解決してくれます。

でも、オセロで例えるとすべての黒を白にすることを目標にはしていません。

自力で黒を白にする自助
ご家族様、近所の方が白にする互助

それでも黒に残る部分があってもいいんです。
黒い部分、それも含めてよりよい健康を目指します。

黒があることをご本人様もご家族様も受容することができ、その中でも楽しみや豊かさを実現できる環境を提供するのがケアマネジャーだと思います。

これからケアマネジャーを目指す人やいまケアマネジャーとして奮闘している人たちに伝えたいことは、すべてを白にする必要はない仕事だと伝えたいです。

高齢者の方に寄り添う支援というのは必ずしも黒を白にすることが答えではありません。
大部分が黒であったとしてもその方の人生を全うできるならそれが答えだと思います。

ケアマネジャーに興味がある方がいたら是非一度経験して欲しい。

来月、10月にケアマネジャーの試験があります。
合格率は2018年が10.1%、2019年が18.5%…
もし受験する方がいればラスト一ヶ月!
合格できる最大限の努力をして当日を迎えて下さい!

白が多い方が勝ちというルールもない、オセロよりも奥が深いケアマネジャーという仕事を是非楽しみましょう!

今日は現職ケアマネジャーからのエールでした。
皆さんの合格を祈願しています!

ではいってらっしゃい!

#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #合格祈願

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