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疑わしきは事業所だけの利益に

おはようございます!

今日は【10月16日発行シルバー新報2面-施設の面会制限緩和へ-】についてです。

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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️厚生労働省の新型コロナウイルス感染対策アドバイザリーボードは高齢者施設での面会制限を緩和する方針を決めた。
☑️地域の感染状況を踏まえて、施設の管理者が制限の必要性を判断することとする。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

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▽疑わしきは事業所だけの利益に
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今回の記事は新型コロナウイルスの面会制限に関する記事です。

面会制限の緩和ってまだ管理者の判断じゃなかったのかとこの記事を読むまで知りませんでした。
いつまで制限しているのかと感じていたくらいです。

これからは管理者独自判断ということですが、その緩和基準の設定は、ぜひ利用者さんに有益なものであって欲しいと思います。

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過度な制限は利用者さんの不利益になる
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『利用者さんに有益』と言いましたが場所によってはある程度仕方ないと思います。

5分、10分で終わらないかも知れませんし、1人の家族を許せば、全家族を認めることになります。
大規模なところは、基本的に面会は制限、短時間やターミナルなど例外は認める、とすることは仕方ないでしょう。

しかし、『来客制限』は別です。

サービス提供票配布時などの担当者同士のやり取りや報告書の受け渡しまで制限するようなことはやり過ぎだと思います。

営業も来させないとか…。

利用者さんの家族だって、物を渡すくらいであれば来客の扱いにすればいいと思います。

面会制限に便乗して、来客制限まですることは、利用者さんのためになりません。

担当者同士の立ち話や営業マンに新しいチラシを頂く、その機会を奪われて損するのは利用者さんです。

すべて制限してしまえば手間は省けます。
でもそれって得するのは従業員だけですよね。

来客制限は、『疑わしきは事業所だけの利益に』になりかねません。

要は濃厚接触にならなければいい訳です。

濃厚接触の定義は主に2つです。
①距離の近さ(1m以内)
②時間の長さ(15分以上)

それからマスクの有無や症状の有無など総合的に判断されます。

来客リストに体温、症状、マスクの有無、話した時間を記載し、濃厚接触の定義に当たらないように守れば、来客対応はしていいはずです。

その努力もなしに、一方的に来客制限するのは介護報酬をもらって利用者さんを受け入れてる責任を果たしていないと思います。

感染を疑うのは必要です。
でも守りたいのは従業員、利用者さんとその権利ですよね。

では、いってらっしゃい!

#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #来客制限

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