戸塚愛美「旅と雨」(滞在6日目)
雨。雨の情景描写といえば、およそ悲しいときに使われるのが一般的だ。しかし三島の今日の雨は、予想よりはるかにあたたかい雨となり、いつもとちがう街の表情を見せてくれた。
雨、しとしと。
私は今、具体的に、眠い。なぜなら今日、早朝から地域の方々が行っている朝散歩に参加したからだ。ふだんなら起きられないような(むしろ寝るくらいの)時間に、えいやと起きて、早朝・雨の街歩き散歩となった。
朝散歩を実施している「みしま未来研究所」は、拠点からすぐ。みしま未来研究所については、すでに他の旅人が紹介しているので、参照いただきたい。(旅人・奥野さんの記事。こちらは天気がいい・・・!)
雨の中、暗いうちに集合して
川を歩く
川の水面をするする歩く
だんだんと明るくなってきて
電車が頭上をするする抜けていく
歩く速度。川の流れ。
集合写真
豊かさ、とはなにか。ふだん起きないような時間から、散歩をする。一見、早朝の雨は、残酷な現実を突きつけてくるようにも思われる。しかし、雨が街を潤すように、今朝は不思議と気持ちも潤う時間となった。歩く。ただそれだけのことのように思える時間も、そして天気が悪くとも、富士山が見えずとも、地域の人に助けられながら充実した時間となった。ちなみにわたしは徘徊が好きだ。俳諧も好きだが。
朝散歩のあとは、みしま未来研究所に戻り、朝ごはん。上岩﨑公園など、再び名所を教えていただく。
三島のみなさま、スペシャルな朝散歩を、ありがとうございました・・!
解散は8時ごろ。1日がはじまる。(が、この日記は早々おしまい。)
※状況によっては追記する。
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