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熱海市(2021)

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【ホスト】一般社団法人ミーツ・バイ・アーツ  【旅人】Ash、青木拓磨、タカハシ 'タカカーン' セイジ、本間純
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2022年3月の記事一覧

露木春那・熱海(5日目)

朝6時ごろ、ずっとお世話になったナギサウラ出発した。チェックアウトの手続きはいらないと聞…

露木春那・熱海・まとめ

 2021年10月、マイクロ・アート・ワーケーションの旅人募集を目にした。マイクロ・アート・ワ…

Ash 熱海 0日目

本日熱海に到着しました、旅人のAshです。 普段は神奈川県川崎市で演劇・演奏活動をしていま…

Ash 熱海1日目 まち歩きとアプデすること

23時。雨が降ってきた。 1日じゅう、とっても晴れていたのでびっくり。 今日は、ホストのミ…

Ash 熱海2日目 「ハジヲシレ」

今朝は、山間にある酵素風呂、妙楽湯へ。 以前にテレビで、なぜ文豪は温泉に滞在して作品を書…

Ash 熱海3日目 「だれと対話するのか」

三日目の日報。 今日も短編小説スタイルで出そうと思っていたけど、意外といろんなことがあっ…

Ash 熱海4日め 「待つ身、待たせる身」

3.16 (水)(熱海でのMAW4日目の記録) このへんからの時間の感覚が一気に変わってくる。 街の空気に慣れるというのか。 肌感が違ってくると、時間の過ぎ方がまず、変わる。具体的には、じっくりとものを書くことに向き合う時間がなくなる。 そこに集中すれば良いのだが、短い一週間の滞在の中でインプットをしながらアウトプットをするのは、まあ、無理だ。 というわけで、リアルタイム更新をあっさり諦めた。 (のちのち完成させていくシステムにするので、よろしくお願いしますw という言

Ash 熱海5日目 「沖の小島に波の寄る見ゆ」

熱海滞在5日めとなるこの日は、湯前神社で琵琶の奉納演奏をした。 熱海の湯の神様を祀る神社…

Ash 熱海6日目 「サラバ、日本一の旭のナギサ」

熱海MAW最終日。 この日は起きて、お礼をして帰るだけだったのだけれども、濃かった5日分が全…

本間純 エピローグ「ここにある風景について」 熱海

海は波たち、山からは湯煙が上がっている。空には丸い月が浮かんでいる。 墨の細い筆致で描か…

本間純「ある彫刻家との再会」 熱海(7日目)

久しぶりに再会した彫刻家の三澤憲司さんは、相変わらず、いや前にも増してエネルギーの塊みた…

本間純「アースワークの寺」 熱海(6日目)

視界は360度山々に囲まれている。 丹那盆地は繰り返されてきた丹那断層の活動によって作られた…

本間純「たどり着けない神社」 熱海(5日目)

登っても、登っても、なかなか辿り着けない。 伊豆山神社の本宮社である結明神本社まで行って…

本間純「もつべきものは、熊鈴」 熱海(4日目)

石には「是ヨリにし有馬玄羽玄蕃石場 慶長十六年七月廿一日」と刻まれている。 慶長十六年とは、今から410年前のことである。 昨日、江戸城築城のために切り出された石を積み込むための突堤跡を見た。 実際にどんなところで切り出したのか見てみたくなり、車でくねくねと峠を上り今、中張石丁場跡にいる。付近に人の姿はまったくない。 遺跡の入り口で佇んでいると、だしぬけにどこからか老人が現れ「山の中には猪がたくさんいるから気をつけな」と声をかけられた。「どう気をつければいいのですか?」と聞く