ガーディアンズ オブ ギャラクシー/vol.3　※ネタバレ注意

【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3】
マーベルシリーズの中で１番好きな作品、ガーディアンズシリーズ！

１も２ももちろん観ました。
まずこのシリーズの何が好きか、
一言で言い表すのは難しいですが、いうならば「エンタメ性」です。
愛あり、笑いあり、涙あり、音楽あり、友情あり、etc…
1本の映画の中でこんなにいろんな気持ちになれる映画、私ははじめて出会いました。

宇宙のはみ出しものたちが、ひょんなことから仲間になり、家族になる、
本当の家族でなくても、喧嘩ばっかりでもその繋がりは固い。
見えないけど確かな愛に涙が零れます。

作品を観たことない方はちょっと何を言っているか分からないかもしれませんが、あらすじ的なものは書きませんのでちょちょっとググってもらえたらなと思います、、、（＾＾）

ざっくり、シリーズ１作品目は仲間になる経緯、２作品目は「家族」がテーマの話、そしてシリーズ３作品目のvol.3は、メンバーの1人、天才アライグマ「ロケット」のお話です。

まず、私の中でのロケットのイメージは「ツンデレな良い奴」
見た目は可愛いアライグマですが、口は悪いし乱暴。
だけどとっても仲間思い。
特に相棒のグルートは本当の弟のように大切に思っています。
また、無謀な作戦に反対しつつも、いつも結局手伝ってくれる、仲間がピンチの時には必ず助けに来てくれる。

そんな「良い奴」ロケットはアライグマなのに何故言葉を話せるのか、
アライグマなのに何故そんなに天才なのか、
これまでロケットが一切話してこなかった過去の話は想像を超えて辛いものでした。

動物実験の被験体だったロケット。
自身も改造を繰り返され、酷い目に遭う仲間たちも見てきました。
そんな辛い思いもたくさんしてきましたが、
そんな日々の中でもできた「友達」。
狭く暗い檻の中だけど、毎日遊んだり語り合ったり、ずっと一緒にいられると思っていました。

ですがボスにその頭の良さを買われていたロケットは、ボスの計画を知ります。そんなボスから大切な友達を救いたかったのに友達はみんな殺されてしまう。殺したのは完全にボスの仲間ですが、そんなの自分がロケットの立場なら自分が守れなかった、自分が殺してしまった、そう思ってしまいます。
辛すぎる。

そんな過去があっての現在のロケット。
友達を失い1人でずっと逃げてきたんです、そらあんな口も悪く、乱暴にもなるよ。そう思いました。
出会いは気になるところですがグルートと出会い１人から２人へ、
そしてガーディアンズと出会い仲間になった。
ロケットが仲間思いなのも納得です。

また、同じく仲間思いのクィルが直前まで喧嘩をしていたのに、ボスがロケットの脳を狙って送り込んだ刺客に、致命傷を食らって瀕死状態になったロケットを「親友なんだ」と必死に救おうとしているところも感動でした。

自分も辛い実験を繰り返されてきただろうし、たくさん大切な仲間を失って
1人で辛い思いもたくさんしてきただろうけど、今こうして貴方の命を救おうとしてくれる仲間がたくさんここにいるんだよ、貴方が命を吹き返したことでこんなにも喜んでくれる仲間がいるんだよ、
勝手にロケットの感情になって嬉しくて１番涙したシーンでした。

ロケットを無事救ったガーディアンズたちが、ボスの船から実験台にされていた人間や動物たちを全員救い、ノーウェアに住まわすというオチも最高でした。自分達を襲ってきた凶暴な被験体も含め全員救うというのは、
地球人もいれば宇宙人もいる、アライグマもクリーチャーも犬もいる多様なガーディアンズだからこそ至った結末。
凸凹ではちゃめちゃなガーディアンズだけど、そこにある愛の温かさを感じました。

こんな涙のシーンもあれば、ガーディアンズのキャラクターは愛すべき馬鹿たちなので相変わらず笑いのシーンがあちこちに転がっています。
馬鹿だから感情を上手に伝えられずにすぐ喧嘩をしてしまうけど、
何で怒っていたのかもすぐ忘れちゃうような愛おしい馬鹿たちが大好きになります。

そしてガーディアンズといえば音楽。
クィルの母の形見のウォークマン、
そして育ての父ヨンドゥーからもらったプレーヤーから流れる陽気な音楽で
物語がテンポ良く進んでいくのが爽快です。
敵をボコスカ倒していくシーンでお洒落で軽快な洋楽が流れているところが新鮮で好きなポイントです。

クィルは地球へ、マンティスは旅に出たので現メンバーでのガーディアンズは一旦幕を閉じた形になりますが、エンドクレジットで帰ってくるとメッセージがあったので、次回作を楽しみに待っていようと思います！！！

普段文章書く機会がなかなかないので長々と読み辛い文章かと思いますが、
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

こんな感じでこれからも観た作品や、体験で感じたことがあればこうしてアウトプットしていけたらなと思います！

では！