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HR業界最大手からSaaSベンチャーへ|参画後2ヶ月経過して感じたこと

はじめまして!Micoworks株式会社でカスタマーサクセスチームのリーダーをしています切原 有一です。
Micoworksに参画して2ヶ月経ちましたので、Micoworks参画前に考えていたことや参画後に感じた点などをシェアさせていただき、Micoworksへの転職をご検討されている方の一助になれればと思います。

Micoworks株式会社 カスタマーサクセスリーダー 切原さん

【略歴】
2011年大学院を卒業後、新卒でリクルートへ入社。
ITプロジェクトの推進担当兼エンジニアとしてキャリアをスタートし、5千万円~数十億円規模のシステム開発プロジェクトリーダー・エンジニアを3年間経験。
その後、同社新卒HR事業(現リクナビ新卒事業)へ異動し、営業としてのキャリアをスタート。営業職、企画職、コンサルタント、営業マネージャーとして8年間勤務。Micoworksには2022年2月より参画。

転職を考えたきっかけはユーザーとしての体験から

そもそもなぜ転職を考え始めたのかというところから振り返りたいと思います。
転職を考えはじめたきっかけ自体は、スカウトレターを頂いてMicoworksを知ったところからではあったのですが、当時普段から生活で触れるあらゆる商品やサービスについて、事業主のメッセージや狙いがエンドユーザーに届いていない、エンドユーザーから事業主へ思いが届いていない、こういったことが至るところで起きていてもったいないなと感じることが多くありました。

例えば、モノ自体は良いのに世の中に全然広がっていない商品や、サービスを受けてみたけど「あの部分をちょっとだけ変えてくれればリピーターになるのに…」といったサービスがあったり。こういった経験を持っている方は多いと思いますし、実際に私も家族や友人とよくそういったことを話したりしています。
これを解決していくには、事業主とユーザーをストレスなくタイムリーに繋いで、相互に十分なコミュニケーションが取れるようになる必要があるんだろうなと思っていました。しかし、これらの課題を解決させるツールは、今まであまり使われていなかったし、広がっていなかったのが現状だと思います。

そんな中、Micoworksのことを知る機会があり、上記の課題に対してMicoworksが最前線から変えていくという話を聞いたとき、面白そうだと思ったのと同時に、自分がエンドユーザーだったら「是非やってもらいたい」と思えたことが、転職を本格的に考え始めたきっかけとなりました。

転職を選択するのは難しかった

リクルート時代は全国横断プロジェクトや大手企業担当部隊のマネジメントを任せていただいたり、給与レンジが上がるだけでなくチャレンジの機会も多く頂けていたので、転職の意思決定はかなり難しかったです。
また、給与面・福利厚生面でもそうですが、私自身ちょうどこのタイミングで家族が1人増えるということもあって、転職によって自分自身も環境が変わり、更に家族のステータスも変わる状態に、本当に耐えられるのか?と不安と迷いがある状態でした。そのような中で転職を選択するのは、いま思い返しても難しい決断だったと思います。

それでもこの難しい決断ができたのは、チャレンジしていいんだよと家族が背中を押してくれたことが一番大きな後押しとなったのですが、加えてMicoworksのミッションへ強く共感していたことも大きな要因です
先ほどお話したような世の中の課題に対し、Micoworksは国内のドメインだけで…というスケールの話ではなく、アジアNO.1をミッションに掲げて、そこまでやり切るんだという強い思いで、動いていこうとしています。
リクルートに所属していた際に感じていた、世の中に与えられるポジティブな影響力の大きさと同じく、Micoworksで自分達が事業を成長させていくことで、世の中にポジティブな変化を与えていける、というワクワク感をより強く感じたのが、Micoworksへの転職を決めた理由です。

経営も現場もロジカルかつフラットに議論ができる

転職を考え始めてから、リクルートとMicoworksの比較表みたいなものを作って、さまざまな角度から比較検討をしていました。
得られる経験やチャレンジングな環境下、家族を守りながら自分がどこまでやれるのかなどを考え、今後の自分の人生にとって得るもの・世の中に貢献できるものが大きいのはどちらかを比較した結果、Micoworksの方が私にとっては魅力的という結論に至りました。
給与や福利厚生などの面は、圧倒的にリクルートの方が上回っていたのは間違いないのですが、それ以上に私個人が得られる経験や世の中に貢献できる範囲が広いと感じたのはMicoworksでした。

Micoworksに参画してからは、社内の人たちの素直さや助け合いの意識、個人ではなくチームとして成長をしていく意識の高さに驚いています。個人プレーヤーがいなくて、皆がチームプレーヤーという感じです。
皆で成長していこう、誰かが困っていたらみんなでサポートしよう、というコミュニケーションを社内チャットでもよく目にする機会があります。この部分は本当にすごいなと感じています。

また、必ず「それ良いですね!やってみましょう!」と共感と承認から入り、そのあとに実現可能かどうかをロジカルかつフラットに議論ができるのも、Micoworksの文化だと感じています。
事業を力強く前に進めながら、それぞれが頼ったり支え合ったりという関係性を持てている。参画してまだ2ヶ月の私でもこういった関係性をすぐに構築できています。新たに参画されると方にとっては、すごく良い文化が根づいているし、ありがたいことだなと感じています。

植物の成長を早送りで見ている感覚

山田さん(Micoworks株式会社 代表取締役社長 山田 修:以下、山田さん)と最初に面談をしたとき、正直どこまで深く考えて話をしているのか、良い意味で私は捉えられていませんでした。(笑)
しかし実際にMicoworksに参画し、山田さんと接する機会が増え、何度も壁打ちをして議論をしていく中で感じたことは、経営者なので当たり前かもしれませんが、すごく広く深く考えていて、意思決定のスピードが早く、良い意味で「怖いな」という感覚です。(笑)

また、論理的に話をする部分と、皆に熱を持って話す部分のバランス感覚がすごいなと入社をしてから感じています。揉めたり詰問をしたり、力ずくでどうこうしようとせず、フラットにスピーディーに情報を整理した上で決断し、ポジティブな方向に変化を生んでいます。
皆のポテンシャルを引き出そうとしてくれますし、実際に私自身も既に引き出されている感覚があるのも、山田さんをすごいと感じる部分です。
それらのこれまでの積み重ねによって、皆が常にポジティブな変化を起こし、植物の成長を早送りで見ているかのような成長を、今でも続けているんだなと感じています。

Micoworksでの成長が皆の自己実現に繋がる状況をいち早く作りたい

すごく勢いのある「今」のMicoworksに入社をして、仕事面では私の持ち味が多く活かせる状態にあるとも感じています。
具体的には、組織として力を付けていくという部分に、持ち味を発揮できつつありますね。
私は物事が散らばっていてカオスな状態になっているものを、分解・構造化再構築して課題を抽出し、点在している課題を線で結び、ストーリーにして課題を最適なプロセスで解決していくことが得意です。これを1人でやるのではなく、いろいろな人を巻き込みながら任せていき、チームとして成果を出していくという、成功体験を持っています。

今のMicoworksがカオスな状態?というわけではありませんが、少なからず大きく変化しながらかなりのスピードで成長している状況でもあるため、課題は多く、その課題解決に向けて私も持ち味を発揮しながら社内外の関係者と協力し、仕事に向き合うことが出来ています。
特にMicoworksは本当に良い若手が多いなという印象を持っています。私が持ち味を活かして課題解決しメンバーの成長を支援していくことで、皆がMicoworksで成長すること=自己実現に繋がっている、という状態にいち早くしていきたいと思っています。

悩みがなく皆が活躍している状態を作りたい。
そうすることでお客様にも更に価値を提供していける、早くそういった状態にしたいと思っています。

Micoworksの中に入ってわかったこと

リクルートでもマネジメントを任せていただいていましたが、Micoworksでのマネジメントとの違いについてお話をしていきたいと思います。
私はリクルート時代に、中長期戦略推進・短期財務構築・人材育成の3つを統合しマネジメントしていくことを、徹底してインプットを受け実践してきたことで、今でもそのスタイルでマネジメントを見ています。
その中でも特に人材のマネジメントについては、Micoworksに参画して良い意味でのギャップがありました。
それは想像以上にMicoworksメンバーの皆が優秀で真っ直ぐ事業を見ていたことです。
リクルートで経験したマネジメントの難しさは、優秀なメンバーの溢れんばかりのパワーをいかに事業にコミットできるようコミュニケーションを取り仕組みを整えていくかという点でしたが、Micoworksではそれはありませんでした。
皆が既に事業に真っ直ぐ向きあっていたからです。
この部分は非常にポジティブな要素で、私が話したことや皆で議論したことをどんどん吸収していって進めようとしてくれます。逆に私が押し付けすぎていないか心配になっているぐらいです。(笑)

ただ、人材マネジメントが上手くいきそうだとしても、事業が目指している「数字」に対し現場が目の前の仕事を通じて向き合っていく力や、その向き合い方には、まだまだマネジメントの難しさを感じています。
このスピードで成長している事業だからこそ起こりうる、朝令暮改的な戦略・戦術の方針転換にどう柔軟に対応しながらお客様と真っ直ぐ向き合い価値を提供し、メンバーとともに成長していくか、という部分は、この事業のフェーズだからこその難しさを強く感じていますし、非常にやりがいを感じる部分です。
そういったことも今後新しいマネジメント層が入ってくるなかで、Micoworksらしいマネジメントスタイルが確立されていくとは思っていますが、新しく入ってこられる方それぞれに、マネジメントの流儀みたいなものがあって、その食い違いも出てくる可能性があるなと思っています。
しかし、先ほどお話した「まずは共感し承認して、そこから議論」というステップができているMicoworksであれば、不要な対立や軋轢は起こらないと思いますし、真ん中にビジョン・ミッション・バリューを置いて進められるMicoworksの強さが、これからも活きてくると思います。

加えてMicoworksに参画して嬉しかったのが、ベンチャーキャピタルやビジネスで大きな成果をあげてこられた個人投資家の方々と、直接壁打ちの機会が得られることです。こういった方々と議論の機会を得て様々な角度からアドバイスを頂けるのは、マーケットのトップオブトップの意見が聞けているということですし、自分自身の学びも多く成長できる環境だなと感じています。
今後Micoworksに入ってこられるマネジメント層の方にとっても、すごく魅力的な環境であることは間違いないと思います。

月曜日の朝がより楽しみになった

生活面で言えば、朝起きるのがより楽しみになってきました(笑)
これまでは新卒事業という世の中への影響力は非常に大きいものの、人口減少のあおりを受けてなかなか大きくは伸びにくい市場環境の中で、パイの取り合いをしていく事業ドメインで仕事をしてきました。
しかし、Micoworksは今後間違いなく大きく伸びていく市場で事業を行っていますし、テクノロジー的にもあらゆる側面で成長が見られる・成長が求められている領域で、その変化のスピードはMicoworksに参画して本当に強く感じています。
我々が事業を推進していった結果、生活者の環境が良くなることもポジティブですし、自分にとってもプラスの影響がありそうですし、そこに関われているやりがいや楽しさをすごく感じています。
結果、メリハリをつけて仕事をしている中で、日曜日の夜に月曜日の朝をむかえることが今までより楽しみになってしまいました(笑)

Micoworksは今後も組織を拡大していきますので、変化をポジティブに捉えられて、プロアクティブにかつ粘り強く、自らお客様や事業の課題解決に向き合っていける方に、今後もどんどん入社していただきたいと思っています。
世の中のBtoCコミュニケーションを劇的に良いものに変えていく事業に、一緒にチャレンジしていきましょう!