田舎に住む人の土地や地域の人への愛着の強さについて考える
田舎に住む人の土地への愛着、そして地域の人への愛着の強さが、都会の人のそれとはかなり違うのではないかなと思います。
うちの親もそうで、山や田んぼしかない場所なのに「地元が一番だ」と言っています。
田んぼや畑を持っているからよりいっそうそのような思いがあるのかもしれないけれど、自分の親やその上の代の人が代々の大切にしてきた田んぼや畑を、家という土地を大切にしたいという気持ちの強さ、土地への愛着の強さは私自身の感覚のそれとはかなりかけ離れているように見えます。
自分の親の世代までは田んぼ・畑の兼業農家が当たり前で、その上の代の人からすれば、この畑や田んぼが無ければ生きていけなかったわけです。
その気持ちは大いにわかるし、田んぼや畑が大切じゃないわけじゃないのです。
ただ、現代社会の変化を考えると、そこにしがみついているわけにもいかないのではないか?という気持ちの両方が私にはあります。
宇宙にも行けるようになってきた現代社会でも、実家の周りは昭和時代の風景のまま変わっていないのです。
帰省するたび、同じ日本にいながらタイムスリップしたかのような感覚に見舞われるのです。
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