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【micoのNY通信】バイトで学んだ買い物で使うリアル基礎英語

こんにちは、micoです。
前回はニューヨークのブランドストアで販売アルバイトをした話を紹介しました。
つらいことも含めてかけがえのない経験で、有意義な4ヶ月だったなと思います。

今回はアルバイトで学んだ英語についてです。



苦手な英会話

日本の学校で10年以上英語を勉強をしている、さらには受験やTOEICで相当頑張ったのに、英語がほとんど話せない!という方は多いのではないでしょうか?

その大きな理由は、学校で習う英語が読み中心で会話にフォーカスされていないからです。そしてリアルな英会話は実践しないと身につかない!

私も英語の知識はあるのに会話力が低いのが悩みです。

現場で一番苦労したのは同僚とのコミュニケーション
特に複数での雑談インカムでの複雑な指示は4ヶ月経ってもほとんど分からないままでした。笑

同僚とのコミュニケーションは応用編として、今回は実際にストアで使っていた「リアルな英語」をいくつか紹介したいと思います。

(*ニューヨークでの個人的な経験です。他の地域では違う表現があるかもしれませんのでご了承ください!)


ストアで使う「リアルな英語」

What brings you here today?

接客で最初にお客様に声をかける時、最初に思い浮かべるフレーズは
「May I help you?」
だと思いますが、実際誰も言っていません!
(電話に出る時にはThis is〜, how may I help you? と言います)

実際は
「What brings you here today?」(今日は何のために/なぜここに来たのですか?)
が一般的なようです。
このWhat brings~という表現はリアル英語でよく使う動機をたずねる表現で、Why, What for よりも婉曲的で好まれています。
たしか面接の時にもWhat brings〜と質問されたのですが、その時はあまり意味がわからずズレた返答をしていたと思います。笑

他には
「Are you looking for anything specific?」(何か具体的な物をお探しですか?)も使います。
私はこちらの方をよく使っていました。
なぜかというとWhat brings~が慣れてなさすぎて言いづらかったということと、ネイティブスピーカーではないお客様には伝わりづらく、聞き返されることが多かったからです。

I'm just browsing.

それに対して「ちょっと見てるだけです」と答える時は「I'm just looking」でも良いのですが、
「I'm just browsing」
という表現をよく使います。
インターネットを閲覧する時に使うbrowse(ブラウズ)は、実際のお買い物でぶらぶら見て回る、という意味になります。
海外のショッピングで声をかけられた時に、browsingを使うとこなれ感が出ますよ!(ただし、この人英語わかる!と思われてガンガン話されてしまうリスクもあり 笑)

いらっしゃいませ は何て言う?

ちなみに「いらっしゃいませ」の直訳英語はないのですが、お客様が入店した際には「Hi, welcome in!」と声をかけて、「How are you doing?」と続けます。

それに対してお客様は「I'm good, thank you 」「I'm good, how are you?」などと返答します。

日本だと「いらっしゃいませ」に対して返す言葉がないし、こんにちは!と声をかけられても軽く会釈くらいなので、店員さんの問いかけにリアクションする習慣がないですが、「How are you?」に対しては、必ず元気に挨拶しましょう!

Have you shopped here before?

私のお店ではお会計の際に顧客情報の確認&登録をするため、
「Have you shopped here before?」(以前こちらでお買い物をしたことがありますか?)
と尋ねます。

個人的に意外と知らなかったのがshopという言葉を動詞で使うこと。
shop(お店)shopping(買い物)という名詞はお馴染みですが、(買い物をする)という動詞のshopを覚えておくと便利かもしれません。

Have a good one! (or day/evening)

これはお買い上げの最後や見送る時、Thank you very muchに続けて言いますが、いつでもどこでも使える万能フレーズ!
今の時間はday?evening?と迷うなら、oneに置き換えて全然OK! 
12月はこの代わりに「Happy holidays!」と言うこともありました。

それに対してお客様も「Thank you, you too!」「Thank you, have a good one!」と返してくれることが多いです。

日本では店員さんの「ありがとうございました」に対して「ありがとう」と返す習慣は少ないと思いますが(時と場合によるけれど)、ニューヨークでは元気よく「Thank you」で去りましょう!


心地よかったニューヨークの接客スタイル

ニューヨークの基本的な接客で良いなと思ったのは、コミュニケーションが一方通行ではないことです。
先にも書きましたが、日本だと店員さんが挨拶したり話しかけたりする際に、お客様は受け身でリアクションが薄いことが多いですよね。

店員<お客様 という関係ではなく、フラットに挨拶し合ったり、Thank youと言い合うスタイルは、とても心地よかったです。

テンションの高い変な人だと思われない程度に、日本でももう少し愛想良くフレンドリーに店員さんと接したいなと思いました。

次回はとっても苦労した同僚たちとのリアル英語コミュニケーションについて書こうと思います!

See you soon

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