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悩まない=ポジティブではない

自己紹介をします。
なんかほとんど悩んだことがない人です。
おそらく人類の9割以上は何かの悩みをかかえていると思います。
そして誰もが好き好んで悩んでるわけではないと思います。
じゃあ悩まない為に何をするかを考えましょって話をしてみたいと思います。

悩みは精神論じゃない

まずは悩みというものについて考えましょう。
よく「メンタルが~」とか聞きますけど、メンタルが原因で悩むことはほぼないです。
悩んだ結果メンタルがポンコツになっただけでしょう。

では悩みとは何ぞや

これは、考えたけど答えが出せないときに起こる現象です。
そこには精神もへったくれもない思考しかありません。

人間関係の悩みも、金銭的な悩みも、「どーしたらいいのかわからない」って時に起こるんですよ。
わからないは、頭の中で起きてるんです。
「はい」「いいえ」の選択が出来なくて止まるんです。
これは、どんな聡明な人でもおそらく絶対に起こることなんで別に悪くない。
ただ、その選択できない時間が長いか短いかの違いなんです。
長ければ長いほどストレスになり、精神的にやられる仕組みですね。

何故悩む人が増えたのか

いろんな要素はあると思うけど、僕が感じた最も大きなものは
教育が生んだ副産物」です。
え?ってなると思うんで説明しますね。
日本の教育がしてきたことをざっくりいうと、従う人間を作り上げる教育なんです。
ここからここまでがテスト範囲です。これはテストに出ます。いい大学に入りなさい。いい会社に就職しなさい。
幼少時代から受けてきた教育のほとんどは暗記問題です。
記憶して、その記憶をトレースして終わりです。
考えることをほとんど教えないんです。
そしてよくわからないけど勉強していい大学に入った方がいいという刷り込みを信じてできるだけいい大学に入るっていう。

これを聞いても「悩みと関係あるの?」って思うかもしれないのでちゃんと言います。
日本の教育は、考える力をそぎ落とした。
だから考えが止まって悩んで精神病になる人が出てきた。
ってことです。
学校の先生だって、何のために勉強させてるのかいまいちわかってないんじゃないでしょうか。

考えることへの矛盾

日本人は、世界でもかなり慎重な国だと思う。
考えて考えて石橋を叩いてやっと渡るほど、よく考えます。
ここで大きな問題が起きます。
先程説明したように、日本の教育は考える力をそぎ落としました。
なのによく考えて行動するんです。
何が起こるか…

壊れます。

当たり前ですよね。
右向きながら左向くようなものです。
その結果、わけのわからない麻薬のような言葉が生まれました。

考えすぎ

考えてすぎてもいいことがないということでしょうか。
素敵ですね。
誰もが知っている事実を述べますと、問題を先延ばしにしてもろくなことがありません。
これも当たり前ですね。
学校のテストなら、わからないものはパスして終わりだけど、社会に出たらパスなんて使えません。
パスが使えない世界に飛び込む子供にパスを良しとする教育って怖いですね。
問題があったらどーにかするしかないんです。
どーにかしなければならないのに、どーしたらいいのかわからないから悩む。
それを先延ばし先延ばしにして、たくさんの問題に囲まれたらたまったものじゃないですよ。

しかし、この【考えすぎ】という言葉は非常に大事になってきます。
意味を間違えなければですが。

考えすぎの解釈

普通、考えすぎと言われると考えるのをやめようで終わってしまうんです。
わからないし、難しいから忘れようと。
一時的な解放感は味わえるけど、波は引いたら返るものです。
同じことでまた悩みます。

今から話す部分は、当たり前なのに最も重要なので絶対に覚えてください。
ここ、テストに出ます。

考えすぎという言葉の解釈は、考えてわからないなら行動してみようということなんです。
大事なのは行動です。
わからないならどっちかを試せばいい、トライアンドエラーを繰り返せばいいんです。
これも考えればわかることなんですが、わからないという事柄の原因は、「知識不足」「経験不足」です。
学校で勉強してた頃、わからないとき先生に聞いたり調べたりしましたよね。
問題の答えがわからなくて先生に慰めてもらったなんて人はそうそういないですよね?
悩んだときはとことん向き合って調べて聞いてみてやってみればいいんです。
シンプルなんです。

そんなことできないよ…と思う人は思い出してください。
あなたは生まれたとき言葉を喋ることすらできない存在でした。
そんなあなたが今、一人でご飯を食べたり洋服を着たり仕事をしたり、スマホまでいじれるようになった。
いつからそんなことができるようになったか覚えてます?
わからないですよね。
わからないことでもやってみたらだいたい自然とできるようになるんです。
だから答えはシンプルなんです。
とりあえずやってみよう

入り口はポジティブじゃなくていい

ネガティブな人にポジティブになれなんて言っても宗教みたいになるんですよ。
問題を気にしないと言い聞かせる精神論とか、無理じゃないですか?
忘れようにも忘れられないから悩んで病むんだから。
そんな無理矢理ポジティブにしようとしなくていいです。
さっきの話にあった「やってみる」だけでとんでもないくらい結果が変わります。
もちろんやってみて失敗することもありますが、何もしないで悩み続けること自体が失敗なんで、別に失敗してもよくないですか?
悩みがなくなるかもしれないし。

実は、ポジティブ、ネガティブっていうのは結果論的なものなんですよ。
いいことを想像するポジティブは、いいことがたくさんあった記憶から連想してて、
逆にネガティブは悪い経験から連想してるんです。
だからいいことを起こせば勝手にポジティブになるんです。

そんなの難しいよ…って人は思い返してみてください。
あなたがしてきた選択のほとんどが悪手だったとしたら、あなたが選択しなかったことに答えがあるはずなんです。
「これ苦手」→ やろう 「絶対無理」→ 絶対やろう
とりあえずこれだけでいいんじゃないですかね?
難しいビジネス本読んだって行動できなきゃ変わらないですし、シンプルなことから始めればいいんですよ。
別にこれならよくわからない精神論もいらないし、やるかやらないかだけだと思うんですよ。
今はネガティブで良いです。
ネガティブな自分でも、自分で洋服着れるようになった実績があるんで自信もってネガティブしてください。
そのうち洋服を着れるだけじゃなくなるんで。

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