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気になったその時に…きっかけは小さなことで大丈夫。

ここまで機能性構音障害のいろいろについて綴ってきました。
少し専門的な表現であったり、聞き慣れない名前もあるかもしれません。
もしかしたらこれかもしれないな…と、思い当たるところがあって、相談機関につながると良いなと思います。
様子をみていても大丈夫なのか、早めに相談したほうが良いのかがわかると安心です。

機能性構音障害のご相談と練習は、幼さの残る発音の仕方や音の誤りが一番多いです。
続いて、側音化構音のご相談が多い印象です。
残りの3つに関してはそこまで多くないですが、上記の発音に合併していたり、口蓋裂のお子さんにみられることがあります。

発音のご相談でお会いしてみると、実際には他に吃音があったり、言葉の発達がゆっくりであったり、コミュニケーションが苦手、じっとしているのが苦手などなど……
そのようなお子さんも少なくありません。
そういった意味では“発音“は、とても大切な役割をしていると実感します。
他の事で相談したいけれど、迷う…
発音の相談のついでにしてみようかな。
そんな位置づけで良いと思います。
そこで他の対応方法や具体的な関わり方などを知るきっかけになれば何よりです。

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