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お金で英語力は買えないと私が証明しました。10万円使って失敗した話。

2020〜2021年にかけて私は10万円を英語学習に使った。そしてTOEICに挑んだ結果395点を叩き出した。

ちなみにTOEICの満点は990点で、私が受けた第261回の平均点は613.6点だ。平均点に218点届かず圧倒的敗北である。

もはや10万円使わなくても点数は変わらなかったのではないか?と疑問すら覚える。

何が言いたいかというと、英語学習にお金を注ぎ込んだ結果、成績には結びつかないと証明したのだ。

注ぎ込んだ10万円の内訳

詳しい内訳を書いておこう。

私は英語学習のオンラインサロンに11ヶ月参加して、オンライン英会話を7ヶ月利用した。

オンラインサロン5,500円/月✕11ヶ月
オンライン英会話6,480円/月✕7ヶ月
(税込み表記)

18ヶ月で合計金額は105,800円である。これだけ期間とお金をかければ英語の能力が上がると思われるだろうが、私は上がらなかった。割と真面目に勉強していたのに。

ちゃんと勉強した?

ここで疑問が出てくるだろう。お前、10万円と18ヶ月かけたのはいいけど、ちゃんと勉強してたのか?という疑問だ。

答えは「イエス」だ。

割と真面目に勉強していた。1日の学習時間は30分〜1時間だった。オンラインサロンのときは毎朝送られてくる動画をもとにノートに描きながら文の成り立ちや単語、発音の仕方を覚えていた。

オンライン英会話のときは先生との会話の後、わからなかった文章や単語を調べて復習してインスタグラムでアウトプットしていた。

私なりにちゃんと勉強していたのだ。

TOEIC向けの勉強ではなかった

敗因はわかっている。TOEIC向けの勉強ではなかったのだ。

オンラインサロンもオンライン英会話もTOEIC対策を謳っていたわけではない。それなのに私が漠然と英語ができるようになれば、TOEICの点数も上がると甘く考えていたのである。

オンラインサロンでの失敗

オンラインサロンでは毎日「今日のフレーズ」という動画が送られてきて解説が付いていたのだが、日常で使えるフレーズに重きをおいており特にTOEICに関係があるかというとそうでもなかった。

あくまで海外生活でこういう言葉が出てくるよ!というフレーズだ。なのでカジュアルな英語が多かったように思う。「今、これにハマってるんだよねー」みたいなフレーズだ。TOEICに出てくるかというと、?である。

なので海外生活で使える雑談フレーズは多少覚えたが、それも日常で使うタイミングがないので忘れてしまい結局意味がなかった、ということになる。

オンライン英会話の失敗

オンライン英会話では先生と会話は楽しかったものの、TOEIC対策の学習をしていたわけではない。先生と会話を楽しむことに熱中していたのだ。つまりコミュニケーション能力を上げていただけで、TOEICの勉強をしていたわけではない。

聞き取れなかったら先生にもう一度言ってもらったり、チャットボックスに書き込んでもらったり。もはやなんでもアリである。海外の人とのコミュニケーションを取るスキルは身に付いた。

TOEICは問題文を1回きりしか読まれない。そして文法や文章読解もある。なのでオンライン英会話でTOEICの勉強をするというのは畑が違うのである。

無駄ではなかった

全部やったことが無駄だったかというとそんなことはない。

オンラインサロンではフォニックスなるものを丁寧に教えてくれ、英語の発音方法や音のつながり(リンキング)を学ぶことが出来たので、割とリスニング力は上がった。しかし、文法が身に付いていないのでリスニングができても意味の理解までは辿り着けない。文法の大切さを改めて知ることができた。

オンライン英会話では主にフィリピンの先生が担当してくれ、私と気が合ったのかいつも会話が弾んで英語の楽しさを改めて感じる良い経験になった。

先生が教えてくれたのは英語学習は以下の要素で成り立つということだ。
Vocabulary(単語)

Grammar(文法)

Listening(リスニング)

Speaking(スピーキング)

Create English(英語を作る)

上から順番に力をつけていけば英語ができるようになると言われた。

まとめ

英語の能力はお金で買えないことがわかった。もし、お金を出せば英語が話せるようになる、もしくはTOEICの点数が上がる、と考えてる人がいれば考え直して欲しい。英語学習は目的にあった学習が必要だ。

私の目標は英語を喋れるようになることだが、その前にTOEICの点数を上げたいと考えている。理由は転職で役に立ちそうだからだ。

なので、今は単語の学習から進めている。それができるようになれば文法→リスニングと進んでいくつもりだ。

英語学習している人は共に頑張ろうではないか。それではまた。


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