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お団子シッポになったシマちゃん②(保護猫)

シマちゃんは、結局3週間の入院となった。

本当は2週間余りで良かったのだけど、、。

 なぜかと言うと、まず私がシマちゃん確保の1週間ほど前に、ドアに足をぶつけて右足の薬指を骨折して😓、ギブスしてケンケンして歩く状態だったのだ。

シマちゃん保護の翌日は、夫が午前休を取ってクリニックまで車で一緒に行ってくれて、その後もしばらく車の運転ができず、夫の休日しかシマちゃんのお見舞いにも行けないし、日常ケンケン。
母も退院したばかりで治った訳ではなく介護が必要、など先生が考慮してくださって、シマちゃんには可愛そうだけど私の治るまで、長めの入院を提案してくださったのだ。料金も伸びた分はほぼナシであった!ありがとう、先生!!

シッポは枯れた部分は元に戻らないので、サヨナラすることになってしまった。
その他入院中に、健康診断(病気はなし)、去勢、ワクチン、ノミ他の駆除、の家猫基本コース終了。

ようやく三週間後退院時には、丸いお団子のようなシッポがピョコピョコしているシマちゃんになった。 

先生は、上手く縫ってあるでしょう?結構大変だったんですよー、エッヘン♪と見せてくれた。はいはい、ちっちゃなポシェットみたいにキレイにできてますよー。

この時点ではまだ、ヌードのお団子でお見せするにはちょっと恥ずかしい感じだったけど、後でほんとに可愛いくなった。

シマちゃんは、元のシッポはアメリカンショートヘアの血が入っている事を思わせるシマ柄がはっきりと出ていて、そこだけは立派で魅力的だったんだ。一度くらい触りたかったな。

診察台からカゴに移すときに、先生から凶暴だから気をつけて、と引っ掻かれた腕も見せられた。


え?そんな子ではなかったはず。
私は、お見舞いでシマちゃんとは心が通じている気がしていたので、うん、大丈夫。無事大人しくカゴに入れられた。😊

きっと、酷く辛い思いをして、助けられたと思ったら知らない場所に連れて行かれあれやこれや、狭いケージに閉じ込められて三週間。
野良猫で自由にしていたのだから心も荒むよね。

家には2匹の親娘猫がいて、親猫は排他的他猫威嚇系(人間大好き)、娘猫は排他的怯える系なので、同居は難しいだろうなと思って、最初はシマちゃんを隔離気味にして慣らす事に。

でも、シマちゃんがすごーく穏やかで遠慮深い猫とわかってきて、、と言うか大人の男(おジさん)の風格?。で、だんだん一緒に暮らせるようになった。

元は飼い猫であったのは間違いなく、最初からトイレも問題なく入り、猫ベッドでさっさと丸くなる。手がかからない。

一度ベッドに上がってきたが、そこは母娘猫が寝ていたのでちょっと軽くダメだししたら向かいのソファー的なものにすぐ移動して居場所にした。やはり頭のいい猫だ。聞き分けが良すぎてちょっとかわいそうだけど。

来て早々から椅子に座る夫の膝に、突然飛び乗ってくることもあった。
ところが撫でようとすると、秒速猫パンチ炸裂!!
さすが野良の戦闘力。これが、クリニックの先生が言っていた凶暴パンチか。
しかし、なぜ自ら乗っておいて、、💦
夫は、ビクビクしながら膝を提供しつつ、顔はデレデレ。↓

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シマちゃんは可愛がられていたんだろうな。甘ったれで。どうして野良になっちゃったものか。去勢されてなかったしね。。サカリかなぁ。

外に出て野良に戻ってはいけないので外出禁止を決めていたが、退院後そう立たない頃に、玄関の開いたドアから外に出てしまって大慌て。
家の横を駆け抜けて庭に行ったのが見えたので掃き出し窓を開けたら飛び込んできた。ホッとして笑ってしまった。

それからも、野良生活には二度と戻りたくなかったのか
屋外には出たがらず、ベランダで日向ぼっこくらい。

そんなふうに、家猫になってくれて、だんだん太ってふくふくしちゃって。見て、こんないい顔するようになったのよ❣️↓😼

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*シマちゃん愛で、長くなってしまったのでもう一話続きますね。😅

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