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愛猫の最期の日のこと #2

愛猫ネオの最期の日のことの昨日の続きです。

あ、なんか、書こうとしたら心の中がズキズキしてきた。まだまだしんどいですが、忘れてしまうのもイヤなので頑張ります。

ちなみに、昨日のnoteを読んでいただくとわかるのですが、時間を追ってわりと鮮明に書いていますが、私はネオの体調記録用に、食事やトイレ、輸液や嘔吐などの写真や動画を撮り、ペット健康管理アプリ(ペットノート+)で管理していたので、それを見つつ振り返りながら書いているので、時間を追うことができています。でも、忘れてきていることもチラホラあります。

2022年1月22日(ネオが旅立つ前日)

私はnoteに「明日も愛猫に逢うために」というタイトルで記事を書いていました。

21日の夜は24時頃ネオと眠りにつきました。眠る前のネオが私のことをジーッと見ていてとても印象的でした。

そのあと、少し記憶が飛んでいるのですが、写真とペットノート+を見ると2時20分頃にネオが私の足の上に座っている写真とオシッコの記録がありました。確か、私は寝ていてネオは眠れずに動いていて、それに気づいて起きて、オシッコを前日の朝8時からしていないことを思い出し、トイレに連れて行ったらしてくれたのだと思います。そしてこれがネオの最後のオシッコになりました。

2時20分頃
私のあぐらの上にいるネオ

次の写真が5時50分だったので、私はベッドには横にならずに床に座り込んで、ベッドにいるネオの様子を見ながらウトウトしたり起きたりを繰り返していたと思います。

5時50分頃のネオ

この写真のあとに動画があるのですが、ネオの目がまだちゃんと見えているかコットンを上から下に落としてテストしている様子が映っていました。ネオは目でコットンを追っていたので見えていたようでした。私は以前から失明だけはしないでほしい。最期はお互いの目を見て旅立ってほしいと願っていたので、急に気になってチェックしたのだと思います。

9時30分頃、私はネオをキャットタワーのテッペンに乗せて、インスタのストーリーに毎朝投稿している動画を撮りました。実はこの時、前日の夜になんとなく気になっていた呼吸音が、確実に聞こえ始めていました。ゼーゼーとかヒューヒューとかではなくて、チッ!とかチュッ!みたいな音でした。そしてこれがネオの大好きなキャットタワーにいた最後の姿になりました。

キャットタワーにいると、低体温のネオを温めることができないのでベッドに戻しました。ネオのカラダはあきらかに冷たく感じ、お腹で大きく呼吸をしたり、目は虚ろで、時折ピクッ!ピクッ!と頭や手の痙攣も見られてきて、かなりしんどそうに見えました。

とにかく私はネオのカラダを温め、撫でたり、覆いかぶさったり、匂いを嗅いだり、ネオに向かってたくさん話しをしました。ネオを背景に私の目が腫れているツーショットがあるので、覚悟を決めたりして、相当泣いていたのだと思います。

11時頃のネオ

そしてだんだん眠たくなったのか、ゆっくりゆっくり目を閉じてゆくネオを見て、このまま穏やかに旅立ってくれたらいい。どうか苦しまないで眠るように。と、お別れはイヤだけれど、願うようにネオを見守っていました。

それがそう上手くはいかず、その20分後にネオは目が覚めて、またしばらく厳しい状態が続きました。とにかく私はネオの目の前で「ネオ、ネオ」と呼びかけたり、気持ちを伝えたり、手を握ったり撫でたりしていました。

11時30分頃のネオ

そんな感じで午前が過ぎ午後になり、厳しい状態が続き、ベッドで横になりながら顔だけあげたり、かと思えば苦しい表情をしたり、寝たりを繰り返していました。私は引き続きネオの目の前に座って見守るだけでした。

14時15分頃のネオ

そして15時50分頃、急に私は思い出したかのようにネオのブラッシングを始めます。元気な頃は、ブラッシングのあとは必ずゴハンを食べるというお決まりのパターンで、ブラシを出す音がするとどこからともなくすっ飛んできて、早く早く!と言われていたので、それを思い出すと泣けてきて、最後のブラッシングは泣きながらになりました。この時もネオはブラシを出す音に反応していて、喜んでくれただろうと確信しています。

16時頃のネオ
ブラッシングをしたあと

そしてこのあとくらいから、前述の呼吸音がコンスタントに聞こえるようになり、これまではダラ〜っと寝ているだけだったのが、顔を頻繁に動かしたり、寝返りをうったり、私に近づいてこようとしたり、ベッドから降りようとしたりと動きが出始めました。多分、ベッドの下の冷たい場所に行きたかったのだと思うのですが、すでにカラダが冷たいのに更に冷えてしまうのは避けたいので、とにかくネオの近くで見守りました。

なんだかんだで19時30分になり、輸液の時間なので、しっかり予定通りにホモトキ入りの輸液とセレニアを注入しました。この土日が勝負だとは思っていたものの、これが最後の輸液になるとは思っていませんでした。こんなど素人の私に針を刺される気持ちはどんなだったか。痛かったよね、怖かったよね。本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

19時30分頃のネオ
最後の輸液

苦痛を和らげる目的でセレニアを行いましたが、昨晩と同様に効いていない様子で、その表情は更に辛そうに見えました。

21時30分頃のネオ
更に辛そうな表情に

ベッドで辛そうなネオを近くで見守りながら、インスタにポストしたりnoteを書いたりして、24時頃ネオと一緒に寝る体勢に入りました。この日も私の枕を一緒に使うような感じで私の右隣にいて、24時20分頃に「おやすみなさい」という動画をインスタのストーリーに投稿したあと、部屋の電気を消しました。

眠りに入りしばらくすると、私の右脇をボンボンと蹴飛ばす感触があり、なんだ?と起き上がると、ネオがあっち向いたりこっち向いたり、全身を突っ張るようにさせていて、急いで電気をつけると、例の呼吸音が更に大きくなっていて深刻な状態に見えました。時計を見ると23日の0時45分頃でした。

愛猫の最期の日のこと #3 へつづく。


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