愛猫が二度と家に戻らないということ #1
昨日、2022年1月26日14時から16時にかけて、愛猫ネオが空へ出発した。
本来なら順番的に、亡くなった日の時のことを先に書くべきなのだろうけど、それはそれは長時間の闘いだったので、ゆっくり思い出しながら、時間をかけて丁寧に書きたいので、先に、昨日の空への旅立ちのことを書こうと思います。
前からなんとなく調べていた、口コミの良い葬儀屋さんにお願いしました。予約の電話は24時間対応しているので、ネオが亡くなって、なんだかんだ2時間後くらいに電話して予約しました。24時近かったと思います。2時間後になったのは、亡くなったことが受け入れられなかったんですよね。電話をかけたら認めた気がしちゃって。
姿が見える最後の夜
25日の最後の夜は、動かなくなったネオを撫でながら話しかけていて、最初は普通のテンションなのだけど、自分で話しているのにその内容に泣けてきて号泣。そのあとネオのカラダに覆いかぶさってギュッとするような感じで匂いを嗅ぐ。それを何回繰り返したかなあ。涙がネオのカラダにポトポト落ちたりして、それを拭いてまた泣いて。側から見たら何やってるんだろうって感じですよね。
ずっと起きていようかなと思ったのだけど、なぜかだんだん眠くなってきて、2時過ぎに眠りにつきました。
そして起きたのが6時30分頃。ネオと一緒の最後の朝だって思ったら心がザワつきました。シャワーを浴びて、いつも通りに掃除機をかけて、ネオの旅立ちの準備をしました。
旅立ちの準備
ネオの肉球を粘土で型取る
前々から肉球を粘土で型取っておこうと思っていたので、ダイソーで粘土を2つ(ブラウンとレッド)買ってきていたから、亡くなった直後と、出発する日の2回取りました。
※追って写真掲載します
棺に入れる手紙と写真
今年の年賀状の写真が気に入っているので、年賀状にネオへのメッセージを書きました。うちの住所が書いてあるから戻って来れるでしょという意味も込めて。笑。あと、亡くなる3日前のツーショット写真も気に入っているので、それは普通にL版のものを用意。この2枚を小綺麗なビニールに入れました。
棺に入れるフード
元気な頃によく食べていたものを、当時利用していたショップからサンプルサイズを購入しておいたのでそのカリカリと、エナジーちゅーるかつお味と、ネオの大大大好きなお魚グリル1袋。1パックじゃなくて1袋の大盤振る舞いです。ネオの骨がお魚味になっている気がする。笑。
棺に入れるブランケットや思い出グッズ
ブランケットはいつもネオが愛用していたものを用意。でも、よく目にしていたブランケットだったからなくなるのが寂しいので、ブランケットの端っこをちょっと切って、それを私がもらいました。思い出グッズは、逆に私が愛用しているベストと毛布。もう何年も着ているベストだからネオとよく一緒に写真に写りこんでいるもの。これも端っこをちょっと切って、切った方をネオへ。毛布も切った方をネオへ。私の匂いを嗅いで安心してくれたら嬉しいなと願いを込めました。
棺に入れるおもちゃ
猫じゃらしと、ボウルと、ヨガマットの切れ端を用意しました。ヨガマットの切れ端は、わりとよく遊んでいたので、半分で切って私の手元にも残っています。
棺に入れるお花
私の好きなラナンキュラスをはじめ、イエロー・グリーン・ホワイトのお花を用意していたから、出発直前にお花の部分だけ切りました。これはこの時切らなくても葬儀屋さんでハサミを借りれることをあとから知りました。
祭壇に飾る写真
候補が3枚あって出発直前まで悩んだのだけど、ワイルド系にしました。念のため3枚持って行ったら、フレームに入っていないものは葬儀屋さんが写真立てを貸してくれて、結局3枚飾れたのですけどね。
最後のブラッシング
なんだか急にやりたくなって泣きながらブラッシングしました。
最後のハグ
何度ハグしたことか。あ、カラダは持ち上げずに私がネオに上から覆いかぶさる感じです。ハグすれば涙ももれなく付いてきます。
最後にネオが家の中で見たもの
ネオが不調になってもキャットタワーに向かって歩いていくカッコイイ姿を見ていたから、キャットタワーが見えるところに寝かせてあげました。
いよいよお家から出ていく時
時間になり、葬儀屋さんが迎えにきました。棺を持ってきてくださっていたので、家に上がってもらいネオを棺の中へ。すると、葬儀屋さんがメソメソし始めるじゃないですか。私のほうがもらい泣きですよ。聞けばワンちゃんと暮らしているとのこと。仕事でも泣いてしまうらしいです。
女性の方だったのだけど、家の中で少しお話をして、ああ、ここにお願いしてよかったと思いました。淡々とこなす方もいらっしゃると思いますが、それはそれで仕事なのでよいのですが、やっぱり動物と暮らしている方のほうが寄り添ってくれる気がしますもんね。
あと、これが重要で。ネオのカラダの中にはSUBシステムが入っていて、金属の部分(1.5cmくらいかな)があって、それは焼いても残るはずだから、それは私が持ち帰りたいから、絶対に捨てないで欲しいと伝えました。
そして、我が家をあとにしました。
愛猫が二度と家に戻らないということ #2 へつづく。
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