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チェンバロ奏者の日記です。音楽のこと、美味しいもののこと、素敵な人のこと。日々のぶつぶつを書こうかな?
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#バッハ

ジャガイモと音楽と犬を愛するフリードリヒ2世

ジャガイモと音楽と犬を愛するフリードリヒ2世

サンスーシ (Sans Souci)」とは、もともとフランス語で「憂いなし」を意味し、1990年に、宮殿の建物および庭園は「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の1つとしてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。ベルリン・ブランデンブルク空港から汽車で1時間余りのポツダムを経由、さらに汽車で25分ほどでサン・スーシ宮殿に着きます。ロココ建築宮殿です。
この宮殿はフリードリヒ2世が1745〜17

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いろいろな記譜法

いろいろな記譜法

オルガン研究会でフローベルガーの「ブランクロシェを偲んで」を弾くにあたり、いろいろわかりました。
まず、リュートはその時代タブラチュアと呼ばれる記譜法で書かれていました。
それにはおおまかにイタリア式、ドイツ式、フランス式とあって、それぞれ特徴がありました。

この記譜法が使われ始めたのは14世紀以降とされます。
イタリア式
世界初のリュートのタブラチュア譜は1507年に出版されたFrancesc

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福島県いわき市の16’ハープシコード

福島県いわき市の16’ハープシコード

16フィート付きハープシコードを弾きに福島県へ。いわき芸術文化交流館所蔵です。

楽器の説明はいわきAliosブログより引用します。

バッハが愛した音色を求めて
――いわきアリオスの16フィート弦付きチェンバロについて

モデル名:ツェル/ハス モデル(Zell/Hass 1754)
製作者:マティアス・クラマー Matthias Kramer's (ハンブルグ、2008年製)
『このモデルの楽

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