見出し画像

ちょいちょい書くかもしれない日記(喉が痛い)

花粉症で、年がら年中だいたい何かに引っかかる。春と秋に絶不調期が来る感じだ。
昨日は朝から喉がイガイガしていて、時間の経過と共に痛みが増してきた。
唾を飲み込むたび、「いくぞ」と、ちょっとした気合いが必要。
よろしくない。我慢のラインを越えた感がある。
様子を見ようかどうしようかと迷ったが、こういう症状はたいてい夜に悪化する。
正規の診療時間内に行っておくべきだなと、山を下りた。
昨夏に死んだ父が耳鼻科の医者だったので、これまで祖父と父以外の耳鼻咽喉科医院というものを知らなかった。
駅前のピカピカの診療所、新鮮。
とても開放的で、スッキリしている。
祖父の小さな診療所で、祖母が割烹着で受付と薬の受け渡しをしていた小窓を思い出した。
たぶん、患者さんとの接触を最低限に留めることで、少しでも感染防御を……という昔の知恵だったのだろうと思う。
ありがたいことに空いていて、わりとすぐ診て貰えた。
耳鼻咽喉科でお客さん扱いしてもらうのは初めてで、むしろキョドる。
代診らしき女性のドクターはとてもテキパキしていた。
物凄く診察と処置が速いのは、あの科の特徴なのだろうか。
いやもう本当に無闇に速い。
「痛いの喉だけど、根本的に悪いのは鼻だから!」
父とまったく同じことを早口で言う先生に、初対面なのに懐かしさを感じる。
「吸入やってく? 少し楽になると思うけど。そ、じゃあ用意しますね! あと飲み薬と点鼻薬。お薬眠くなるから、食後って書いてあるけど、もう寝てもいいやってタイミングで飲んで」
実践的マシンガントーク。
昔と違ってめちゃくちゃ簡易なネブライザーは、ミント入りとなしの2パターンあった。
せっかくなので、ミント入りにしてもらう。
よくわからない程度の弱々しいミントだった。まあ、そりゃそうか。
鼻からあったかい蒸気を吸って、口から出す。
もくもく感が密かに楽しい。
調剤薬局で薬を出してもらって帰宅した。

夜は何を食べでも飲み込むときにつらいので、茹でた空豆を指でバラバラにして、レトルトの湯葉入りのお粥に混ぜ込んで食べた。

看病が上手な猫。

こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。