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わたしの出産準備の第一歩

産後の身体のことや夜間授乳で眠れないことが心配で、少しでもヒントがあればと思って読んでみたこちらの本。

産後が大変なのは事実で、それは必要なプロセスのひとつ。ただ、あれこれ調べて不安になって終わりではなく、その先をイメージしておくことが大事。
どんな対処法があるのかという知識を得たうえで、じゃあ私はどうやって乗り越えよう?と考えておくこと。

育児は自分でコントロールできるものではないから、いろいろ考えて準備してもかえって自分を追い込むことになるのかもなあ…と消極的な気分になっていたのですが、著者の佐藤彩那さんの言葉に胸を打たれました。

わたしが変われば、すべてがうまくいく。
幸せは自分の手で作ることができる。

『世界一受けたい出産準備の講義』p48

状況は変えられないかもしれないけれど、私の受け取り方を変えられたら、光が差し込んでくるのかもしれない。
幸せを自分でつかみに行こう、という気持ちを持っていてもいいんだ。

とても勇気をもらえました。


私は寝不足だとあからさまに不機嫌になるので、産後に夫と不仲になってしまわないか心配です…

・「察してほしい」と思うのをやめて言葉で伝える。夫婦で話す時間を確保する
・「自分にとっての『正しい』が夫にとっての『正しい』であるとは限らない」と自分に言い聞かせる
・自分で自分の機嫌をとる方法をたくさん見つけておく

このあたりは意識したいなと思いました。
産後のママは心身ともにボロボロで大変だけど、パパも初めての育児で大変なことに変わりはない、ということにもはっとさせられました。
一生懸命やってくれることに対して、自分の機嫌次第でダメ出しをしてしまわないようにしたいです…

これまで築き上げてきた夫との信頼関係が壊れないようにしたい。
みんなで幸せになりたくて子どもを持ちたいと思ったのだから。


自分の機嫌をとる方法については、なるべく寝かしつけのプレッシャーを軽くするということも試してみたいなと思いました。
泣き止ませて寝かしつけなきゃと思っても、大泣きしているときは赤ちゃんの脳も興奮していてとても眠れるような状態ではないとのことで…

寝かしつけるのではなく「共存」を目標に。赤ちゃんにとって安全な環境であれば、多少泣かせておいても大丈夫。ママの心が苦痛でない状態に保つことを優先してOKです。

『世界一受けたい出産準備の講義』p72

佐藤さん流では、バランスボールに座りながら赤ちゃんを抱っこしてゆっくり過ごすとのこと。
好きな飲み物を用意して、スマホやティッシュなど必要なものは手の届くところに置いてテレビの前へ。観たい映画とおうちカフェを楽しむ時間に切り替えたそうです。
ぜひ真似したい…!

知識に基づいて意思を持ち、自分で快適な状態を創り出せばいい。つらい状況の中に自分を置いたままにする必要はない。

ネガティブな思い込みで自分を追い詰めないように。
そのために、起こりうるいろいろなパターンを想定して、自分だったらどうしたいかな?と今からイメージしておきたいです。

子どもと夫と始める新生活、幸せを見逃さないようにしたいなあ。


今日はクローゼットを整理して、ベビーグッズを入れるためのスペースを空けました!
ずっと気になっていたのですが、やってしまえば簡単でした…頭であれこれ考えるより手を動かしたほうが良いですね汗

ベビーグッズはまだ調べているだけですが、空いたスペースを見たらやっと「買おうかな」という気持ちになれました。
一歩前進です(^^♪

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