見出し画像

LAMBラム (ネタバレ注意)

観ました。(ネトフリ、Amazonプライムで配信中)
空気感は好みの作品でした。

アイスランド語で観ましたが、とにかくセリフが極端に少ない。シーンの長回しで、その時の感情や気温の冷たさなど充分に伝わってきます。元々フランス映画やドイツ映画が好きなので、それに近い雰囲気です。

一応ホラーです。ですがなぜそのような羊(首から下は人間)が誕生したのか、なぜ悲惨な結末となったのか、などの解説は一切ないまま終わります。
明確にわかったのは、我が子を失った夫婦の悲しみと、我が子(例の羊)を奪われた親羊は、ある意味背中合わせの同類。親羊の再登場は不意を突かれ、非現実的でしたが、そもそもそのような子羊自体がファンタジーですから、良いのです。

エンディングも、詳しい詳細の説明は無く、結局この物語自体が全て、夢か幻想だったのか・・・とも思えたりします。

関係ないのですが、子羊たちはとても可愛く、「ハイジ」の<ゆきちゃん>を思い出した私。 生まれたての赤ちゃん羊、とっても可愛かったです。

ヒットした作品だけあり、アート、ポエムのような作品でした。
機会があればぜひ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?