摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に (ネタバレ注意)
観ました。(プライムビデオ配信)
元々大好きな作品ベスト10には入ります。それこそ何十年ぶりかに観ましたが。懐かしかったです。
かのマイケルJフォックス。大好きな俳優さんです。キラキラ輝く時代のサクセスストーリー。頭の良さとフットワークの軽さ。この両輪が揃えば、現代社会でも成功できる? そうあって欲しいですよね。
何が懐かしいって、デビットフォスターの音楽。あーいい時代だったなぁ。って 同世代の方はおそらくわかってくれますよね。
911も311も、コロ⚪︎も何も、起きていないあの頃。二十歳前の私は、摩天楼を闊歩するビジネスマン、ウーマンに憧れにも似た気持ちを持ってこの映画を観ていました。
思えば、そんな憧れを持てるだけの、良い時代だったのでしょう。日本も。
おそらく今の若者たちは諦めからそもそもスタートしているような気がします。締め付けられていく日々の生活を、期待することなく淡々とどう生きていくのか、それを模索しているのではないでしょうか。(少なくとも日本はそうですよね)
顧客側、労働者側の立場で、舵取りをしない会社は、徐々に傾いてきますし、パワハラ上司は失脚します・・・・映画の中で現代にも通じるのでは、という場面も見受けられたのは、面白かったです。
軽快な身軽さと機転で、自分の成功を勝ち取っていく主人公。どんよりした今の日本社会を、束の間でも忘れさせてくれます。何とか、そのマインドだけでも、インスパイアされる若者たちがいると嬉しいですね!!
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