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アンナ  

観ました。(Amazonプライムビデオ配信)

この数年で個人的一位の面白さでした。終わってほしくない感じでした。
書きたいことは山ほど。

まずぺ・スジさん。以前から美貌の主ということは知っていました。というのも、NiziUのオーディションからデビューまでのころ、ビジュのヤバさ(美しさ)でアヤカが話題になりましたが、「スジに似てる!!!!」というコメントがわんさかで、どんな方かと・・・。ちなみに同事務所のMissA出身のアイドルであることも胸キュンポイント。歌って踊れて演技もできる美女 !!!といういうのがテンション上がりませんか。

脱線しましたが、「アンナ」は自身の人生を塗り替える、虚構の自分を作り上げていくいく薄幸な少女の行く末は・・・という話。<きらきら星>のピアノ音がテーマのように流れます。ピアノがないところから、外国人の駐在さんの奥様(かな?)にピアノのみならず、語学や立ち振る舞いなどを学びます。そこからヒロイン、ユミの人生は始まります。(マイフェアレディみたい?)

ユミが自分自身を上書きし続け、その最終地点はどうなるのか。激動の運命が描かれますが、一つだけ残念なのは、もっともっとその先も彼女の生き様を見たかった、そう強く思いました。ユミの自分史前半が、のし上がるものであるなら、後半はやっぱり本当の素の自分を取り戻していく様子を見たかったです。

また、やはり韓流ドラマは、貧富の差がベースに描かれたものが本当に多いですね。えげつなくわかりやすく・・・・・。象徴的なものとして、<ハイヒール>・・・ピンヒールがあります。綺麗なスーツにヒール。想像しただけで確かに、お抱え運転手の方がいなければ、移動は困難ですよね。

富と名声を手に入れたユミは、不思議と幸せそうに見えないのですが・・・。幸せってなんだろう。そう考えてしまいます。

塗り替えたのちの人生は、ユミが心の底から意義や楽しみを感じられるライフスタイルではなかったのでしょう。お金はなくでも、お父さんやお母さんと笑顔ですごす日々の方が幸せだったのかも。・・・・だけどそれも違いますよね。やりたいことや欲しいものを手に入れるためには富をまず手にしなければ・・・・でした。<卵か鶏か>論争みたいで結論は出ませんね。

初め、この作品のサムネイルがどこか北欧的で、タイトルも「アンナ」ですから欧米の洋画だとずっと思っていました。 韓流だと知り驚いた私です。

主人公の心情にどっぷり浸かってしまう体質のため、とても疲れましたけど、どこかで美しいユミが今も生活しているのでは、という錯覚を覚えます。

是非是非ご覧になってください。


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