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今こそ観光ルネサンス(復興)を。新しい時代をつくる仲間を募集します。


『観光の仕事は今は大変だけれど、これから絶対に復興していくからチャンスだよね』


意外かもしれないけれど、今観光の仕事に関わる人たちと会話してこんな言葉をよく聞いた。このnoteは旅好きな1人としてこれから旅をするために何が必要か考え、旅が好きな人たちに向けて書いた文章です。少しでも観光に関わる仕事をする人が増えることを期待して。観光に関わる仕事はほんとうに楽しくて面白い。

『悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるものである』
byアラン



さて、2020年は大変な年だった。観光の業界もそうだしもちろん他の業界も。数字でざっくりと振り返るとこんな感じだ。

2020年は「観光史上、最悪の年」と言われています。

国連世界観光機関(UNWTO)のデータによると、世界で観光客数は74%が減少、2020 年の国際到着数が前年比で10 億人減少して、国際旅行の損失は、約1.3兆米ドル以上と言われています。

また、この危機によって観光業にかかわる約1億2,000万人の雇用が危険にさらされました。

文字通り、「最悪の1年」です。

TABIPPO代表清水のnoteより引用

言わずもがな大変な1年だった。だったというか、今なおも大変な時期は続いている。海外旅行への距離もまだまだ遠く、国内の旅もSNSにあげることはなんだか後ろめたい。「緊急事態宣言いつまで続くんだろうね...」なんて友達とため息をつく日々は続く。

ただ、こんな暗いことばかり言っても何も始まらないので、観光を盛り上げる会社で働く僕らは、「これからの観光を考える」イベントをたくさん企画した。たくさん取材して記事を書いた。観光を復興させるためのガイドを作った。多くの事業者や観光局、自治体、旅好きな人たちとコミュニケーションを取った。

そこで、強く感じたのは消えない観光の魅力と需要の強さだった。旅に行きたい人はたくさんいて、旅に来てほしい場所は多くある。そして、これは消えないし消えてはいけないものなのだと感じた1年でもあった。

ただ、改めて観光の価値を問う。

ただ、改めて観光の価値やあり方については考える必要がありそうだ。やまとごころ代表村山さんの著書『観光再生』にはこう書いてある。

「観光はあくまで手段であって目的ではない」

観光という手段を通じて、世の中をどうしていくのかを少し考えてみたい。国土交通省のサイトをみると観光についてこう書いてる。

また、「観光」という言葉は、中国の四書五経の一つ「易経」の一文である「観国之光」が語源とされているが、それは「国の文化、政治、風俗をよく観察すること」、「国の風光・文物を外部の人々に示すこと」というような意味・語感を有していたといわれていること等も考えあわせると、いわゆる「観光」の定義については、単なる余暇活動の一環としてのみ捉えられるものではなく、より広く捉えるべきである。

・ 誰もが「気軽」に楽しめる観光の振興
・ 住民と旅人とが互いに交流しあう観光の振興
・ 自然・社会環境と共生する観光の振興

観光の語源は「国の光を観る」というのが素敵すぎるのと、3つの捉え方については改めてなるほどなあと感じる。

・ 誰もが「気軽」に楽しめる観光の振興
・ 住民と旅人とが互いに交流しあう観光の振興
・ 自然・社会環境と共生する観光の振興

これらの言葉を個人的に解釈すると

・観光を通じて、人の人生を豊かにすること
・観光を通じて、多くの人の繋がりを生むこと
・観光を通じて、自然・社会環境に貢献すること

これらができたらめちゃくちゃ素敵な産業じゃないですか...。必ず旅ができる時代はやってくるし、もっと旅自体の価値を高めていくことができる。

そして、観光の産業にはたくさんの改善余地が残されている。マーケティング、ブランディング、教育、技術、生産性の向上などなど。他の業界で働く人が観光の業界にきたら活躍できるチャンスがたくさんある。

もっと多くの人に観光の業界に来てほしい。

こんな素敵でチャンスが残されている産業に対して「関わる人が少ないこと」「これからを引っ張っていくリーダーがいないこと」に課題を感じて、先日、未来の観光を復興させるリーダー養成プログラム『POOLO NEXT』をリリースした。

例えば、観光の業界でぱっと名前が出てくる人ってあまりいないと思う。きっと星野リゾートの星野さんくらい。僕らが尊敬する観光・旅行業界で活躍する方に取材をしたので少しだけ紹介したい。

感覚として、みんなコロナ以降で「今までとは全然違うな…」といった思いを持っているはず。変化に対応しようとしているはず。ただ、「俺はこれをやりたいんだ!」と示す際って、論理も正直ないし、マーケットだってないじゃないですか。今は。だからこそ、その際に “I believe ~~~ because of…….” の部分が大事になってくると思っています。「何」を信じているか、という部分。いわば「想い」ですね。

まさにこの部分。今のタイミングって多くの違和感を持っているタイミングだと思う。人と会えなくて寂しいかもしれない。思うように旅できないことは辛いかもしれない。ただ、そんなときにこそ「自分の想い」は出てくる。そして、その想いを原動力に観光に関わる事業を作ってみるのは良さそうだ。

僕らが目指すのは、「より多くの人に自然を好きになってもらうこと」なんです。自然のなかでの暮らしを通じて、好きになってもらう。それがまずはスタートだと思っていて。

たとえば、恋をしてもらうような感じですね。恋人には幸せでいて欲しいじゃないですか。そして守りたいと考えるだろうし、そうなるためのアクションを起こしますよね。

それを、自然にも向けてほしいなって。「問題があるから」じゃなく、そもそも「資源」として捉えるのでもなく、ひとつの「相手」として好きになることが大切なんじゃないかと考えています。

この部分も本当に共感する。旅が好きな人にぜひ観光の仕事に関わってほしいなと強く思う。

『楽しさの自給率を上げる』作る側は楽しいし、もっと気軽にできる。

『楽しさの自給率を上げる』。この言葉がとても好きで、よく使わさせてもらっているのだけど、観光においても同じだと思う。自分が消費する側から生産する側になった方よりが楽しい。ただ、いつも生産する側にいようというわけではなくて、生産をする選択肢を持てることが大切だと思う。生産をする側になるとまた違った視点が得られる。いい生産ができればいい消費もできる。そして、生産する側になることは決して難しいことではない。

先日金沢へワーケーションに行った。そこで、現地に詳しい人から街歩き&観光案内をしてもらった。いわゆる観光マップに載っているような場所ではなくて、地元の人が集まる居酒屋やカフェ、裏路地など。現地の人たちと溶けあうようなガイドをしてもらったのだけれども、旅人と現地をつなぐガイドのような存在は需要を増していくと感じた。このように観光の仕事1本でやるわけではなく、今らしく複業という形で観光に関わる人が増えたら良いなと思う。


共創できる仲間がいるし、今が観光ルネサンスのタイミング。

何かを始めるときはだいたい孤独で不安だ。そして中々にしんどい。ただ、この1年間を通じて旅が好きで、観光を盛り上げたいと思っている人と多く出会った。現在、POOLO NEXTの面談中なのだけど同じ想いを持っている人がたくさん集まっている。

もし、いつか好きな旅に関わる仕事をしたいと思っている人がいたら、今が絶好のチャンスなんじゃないかと思う。これから復興をしてく今こそが。世の中に対して違和感を持っている今こそが。

新しいサービスをつくることでもいいかもしれない。ゲストハウスをつくることでもいいかもしれない。色んな地域の魅力を発信するメディアを作ることでもいいかもしれない。旅のゲーム、漫画、映像でもいいかもしれない。

「観光」という手段を通じて世の中を良くしたいと思っている人で集まりましょう。そして、今年が観光復興元年となるように、POOLO NEXTで観光を復興させるビジネスを学んで、考えて、仲間とつながって、自分のあたらしい挑戦になったら嬉しい。

今こそ観光ルネサンス(復興)を。新しい時代をつくる仲間を募集します。




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michinorionda

ありがとうございます!また新しい旅に出て、新しく感じたことや学びを言葉にできればと思います!楽しい日常をお届けします。

最近、楽しくない〜?
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1987年。新潟市青山出身で、慶應理工卒業するも、砂漠と氷河を愛する吟遊詩人。旅大学・学長をしながら、年間100回近くのイベント企画/運営してます。http://tabi-daigaku.jp/ TABIPPO所属 愛読書は、小林秀雄、北方謙三、村上春樹。最近は、原田マハ。