「地下鉄戦国絵巻」聖地巡礼③
都電おもいで広場
荒川車庫前でレトロ車両から降りたワタクシ。しばしこの付近を徘徊します。
荒川車庫で休憩中の車両。ピンクちゃんかわいいねー。
車庫のすぐお隣にある「都電おもいで広場」。残念ながらこの日は平日、お休みでした。外からじろじろ眺めちゃうもんねー。
入口付近に掲示してあった手描きのポスター。ぽてっとした都電のフォルム、なんとも味があってかわいらしいじゃありませんか。都電ちゃんもマスクしてるんだぜ! しかもちょっとちっちゃい!(笑)字もかわいい。圧がないっていうか、雰囲気和らぐよね。素朴で大好き、こういうの。
フェンスの隙間から写真を撮る、大人げないオトナ。
「都電物語」
古今亭駒治師匠の名作「都電物語」に出てくる電車はこんなカンジだったのかなー。銀座行きの1系統! これにめがけて、毎朝裸足で須田町界隈を全力ダッシュするお嬢さん……うん、ぶつかってもかすり傷で済みそう(笑)
「都電物語」のお嬢さん、実は最初からずっと、いや、噺の始まる前から運転手さんを狙ってた(言い方)んじゃないかなーと。ずーっと運転手さんのことが好きで、毎朝顔を見たくて、彼の電車に乗りたくて、裸足でダッシュして。で、仲良くなりたいのにぶきっちょだから、持ち前の運転知識で指導したり、他の男性とのお見合いをほのめかしたり、酔っぱらったところを運転手さんに助けてもらったり。お嬢さんの壮大な「運転手さんゲット作戦」だったんじゃないかなーと想像してしまうのです。お嬢さんならそのくらいやりかねない(笑)
運転手さんじゃなくて「とあらん」が乗務してました。急ブレーキかけるのもうまそうです(笑)
怪しい影は、フェンスの外から何とかうまいこと撮影しようとしている、大人げないオトナです。ハイ、ワタシです。
入口の自販機も都電カラー。やるな、コカコーラ。イエスコークイエス!
遠巻きだけど、ゆっくり写真が撮れて良かったです。今度はまたオープンしてる時に来まーす。シーユースーン、とあらん。
線路沿いにも隠れ(てないか)都電ちゃん。配電箱かな? バラがぴょっこり咲いてます。
秋バラに囲まれて、颯爽と走る都電。もしかしたら、「都電物語」の(その後の)運転手さんとお嬢さんも乗っている……かもしれません。
今日はこのへんで、お時間でございます。 <2020年11月撮影>
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