見出し画像

「津軽海峡・秋景色」あとがき・正誤表

夏コミ新刊「津軽海峡・秋景色」書影

【あとがき】

旅は一度で「3回」楽しめるという。

1回目は計画を立てている時。
2回目は実際の旅行。
3回目は旅のあとの振り返り。

今回、久しぶりにまとまった旅行記を書いた。校正の都度、旅路を振り返った。5校やったので、トータル7回は旅を楽しんだと思う。脳内とはいえ、7回も本州の最果てまで行けば、そりゃあ疲れる。執筆には予想以上に時間が掛かってしまった。

が、やりきった感はある。私の「旅の記憶」を52ページにきっちり詰め込めたと思う。爽快な疲労だ。

ここ数年、旅の記録はnoteで残してきた。
今回、同人誌を作ってみて、あらためて自分は紙媒体が好きなのだと気付いた。

noteは自分の好きなタイミングで、書きたいだけ書くことができる。不特定多数の人に読まれる。それはそれでメリットがある。

同人誌はおおかた、コミックマーケットなどの即売会に合わせて発行する。つまり締め切りがある。ページ数や色などにも制限がある。制作費も掛かる。

だが、それがいい。

締め切りがあることで緊張感が生まれる。印刷所のパッケージの範囲内で、装丁を思案し工夫する。お金を掛けることで責任が生まれる。

できあがった「本」=成果物が手に取れる。その本を気に入ってくださって、お金を払って求めてくれる読者がいる。
同人誌即売会であれば、直接読者に本を渡せる。お互いの顔が見える。
その達成感、充実感は半端ない。デジタルでは味わえない感覚だろう。

今日、私が貴方に手渡したこの同人誌は、単なる「本」という物質ではない。私の「旅の記憶」なのだ。

読みながら、私の旅を追体験していただけたらありがたい。さらに私が旅した地に興味を持ち、訪れていただけたなら、最上の喜びである。

2023年8月 たかはしみっちっち

【正誤表】

残念なことに、5校もやっても
「誤り」が出てしまいました。
今後も恐らく、ミスが見つかるでしょう。
発見次第こちらでお知らせしていきます。
大変申し訳ありません。
全ては私の未熟さ故。精進します。
穴があったら入りたい。
<2023年8月13日現在>

P8・9  
×ドーミーイン八戸
〇ドーミーイン本八戸
もっと言えば、正式名称は
「天然温泉 南部の湯 ドーミーイン本八戸」です。
いいホテルです。大浴場&サウナ後のアイスサービス、嬉しいです。

いただいたサポートは、旅の軍資金として大切に使わせていただきます。次の旅を支えてくださると嬉しいです。応援よろしくお願いします!