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第44回すばる文学賞/1次選考通過


ミチムラです。

先日、すばる文学賞の1次選考の発表がありました。

文学賞選考における恒例行事である「電話待ち」。すばる文学賞は7月上旬から下旬に連絡があるとされていて、その時期はネットがざわつくわけですが、今回も電話はなく。

今回はそれほどの熱狂を持って選考を待っていませんでした。小説を書くモードにそもそも今年は入っていないということも大きかったのかもしれません。これまででいちばんお祭り感がうすい。

さらに言うと、今回応募した小説は太宰治賞で2次選考に通過した作品で、それを3週間で50枚ほど加筆したものだったので、結果うんぬんよりも、自分のなかで小説として消化しきったなという感覚がかなり強いです。

もともと応募する気がなく、思い立って加筆し、落ち着かないままに応募したので、クオリティーの面でもそれほどの期待も持っていませんでした。消化したといっても、質の面はまだまだであることは言うまでもありません。


ですが、一時でもこの小説で2次選考まで通過しているので、評価はしてよー、というのが正直な感情で、期待はないとはいえ、名前が載っていなかったらそれはそれでだいぶショックだろうなとは予想していました。だからうれしさというよりは、安心したというか。

あと、5大純文学新人賞ではじめて選考に通過したということでいうと、すなおにうれしいです。

2次、3次通過については次号にわかるみたいです。どうせなら3次通過が気持ちいいよね。


いまは北日本文学賞に応募する小説の推敲作業中です。ボツ原稿を引っ張り上げての推敲作業ですが、アドバイスをいただきだいぶかたちになってきました。

そろそろ結果がほしいなあ、なんて最近思います。でも、そうやって焦るとろくなことないよな、とも思っていたり。とにかく、焦らないようにがんばりたいです。


ミチムラチヒロ

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