１周年を迎えました

おはようございます。道草です。
先ほど、数日前に迎えた小手鞠が芽吹きはじめているのに気付きました。小さな蕾がほどけ、白い花がちらほら顔を出しています。かわいいな。

今日、2023年1月11日。道草は１周年を迎えます。
駆け出しのわたしに関わってくださったみなさん。ありがとうございました。

ゆっくりしたペースで少しずつ、“こんなお仕事がしたかった。こんな風に暮らしたかった”というものに近づいている気がします。

今日は久しぶりにnoteを書いてみます。

Thank you

去年の今頃は雪がちらちら舞うなか、税務署に向かうバスに揺られていました。
数日前に用意した開業届の書類一式を眺めながら、“ほんまにこれで大丈夫なのか・・・？”と不安でいっぱいだったのを覚えています。税務署の方のチェックは予想外以上にあっさり終わり、無事「道草」として第一歩を踏み出したのでした。

さて、どんな1年だったか。

長年紙の手帳を愛用しており、年のはじめにお仕事・プライベートそれぞれに初期設定（こうするぞ！っていう“めあて”のようなもの）を書いています。昨年のものを見てみると、“種まきをする 、自分のスタイルを探る”という走り書きがありました。その下には細かな項目がずらっと並んでいます。

・なにを大切にしたいか
・どんな強みがあるか
・どんなお仕事をしたいか
・どんな人とチームを組んでお仕事をしたいか
・どんなクライアントの方とお仕事をしたいか
・お仕事とプライベート、両方大切にするには
など。

改めて読み返すと、これらの項目には人の名前やジャンルなどが具体的に書いてあり、叶っているものがたくさんありました。やった～。
おかげさまで良いチームメンバーと案件に恵まれた1年でした。

この時のチームも最高でした

もちろん、かなりブレてしまったことや、すっかり忘れていたこともたくさんあったけど、まぁ、またバージョンアップすればいいのです。

ということで、2023年も新しい手帳に初期設定を書きました。

お仕事・プライベートともに筆頭に書いたのは、「もう誰にも遠慮しないで目一杯しあわせのほうへ」ということ。気持ちにまっすぐ、感度や熱量の合う人と一緒にいたいなと思っています。そのために自分も伸びのび精進！

お仕事の面では、ディレクションと手描きを活かしたお仕事をしていきたいです。ジャンルで言うと、伝統工藝や民藝、住環境、アパレル、自然や環境、花や植物、食に関することをしてみたい。

去年担当させていただいた“くらしきぬ”さんのお仕事にて

また、今年は制作物や制作過程を発信する機会を増やしていけたらいいなとも。

ここ数年、想いを言葉にすることや形に落としていくことがこわいときがありました。その度、外へ発信するのを躊躇して必要以上に時間がかかったり、そもそも無かったことにしてしまったり。上手く伝えられているのか。相手にどう思われるんだろう。ジャッジされるのはいやだとか。

そこから逃げるように、優しさで丁寧にコーティングしたアウトプットをして、本当のことから少しずつズレてしまう。そんなこともあった気がします。

それでも。伝えなければ何も始まらないので、伝えたいと思うときは、そのまんま伝えてみようと思います。なるべく軽やかに。荒削りでも、大丈夫。

小さなキラキラが落ちてた

今年も近くにある小さな光を集めながら、たくさん道草して行きましょう。
お気をつけて、どうぞ良い1日を。