見出し画像

つまるところ、持続可能な『幸せ』が欲しいわけで。


「幸せなはずなのに、実感が足りない。」
「いつまで経っても幸せになれない」


肌感覚で、そう感じてる人は多いように
思うのですが、私はというと、日頃の
些末なことに振り回され、感情はまるで
波のように揺れてア~レ~な毎日。
感情をうまく調整できる「つまみ」が
あればいいのに。

幸せといえば、国連が発表した「世界
幸福度ランキング2022」で、日本は
54位と、先進国の中で最低だったという
結果を知りました。


昔の殿様より、はるかに便利で快適、
飽食で豊かな生活を送れているはずなのに
「幸福度」がそんなに低いのか。。


幸せって主観的なものだから、定義や
幸せになるためのプロセスは人それぞれ
だけど、つまるところ全人類が共通で目指す
幸せは

安心・自由・満ち足りていること


みたいな、そんな境地のことなんじゃ
ないかと思うのですが、便利で快適な
生活=幸せ
ではないらしい。幸せは
すぐに慣れて当たり前になり、「もっと
くれ!」になるから、シンプルに
付き合い方が難しい。

他にも薄っぺらい考えをいくつか挙げて
みることにします。


①『幸福感』はすぐに消える

空腹であればあるほど、口にするものが
最高に美味しく、幸福の瞬間風速MAXに
限りなく近い状態を感じられるけど、
お腹いっぱいになると

「もういいわ!」

ってなるのと一緒で、幸福感というのは
欲が満たされたとたんに、しゅわしゅわと
消えていく、とてもはかないもの。


だから、自分を喜ばせることができることを
たくさん知っておくことが、幸福度を上げる
コツなんだと思います。


コロナ禍になった時に思ったのは、
誰かや何かに依存しなくても、1人でも
楽しめることを増やすと最強。

私があみだしたのが、神社めぐりや散歩。
お金もかからないし、気分もスカっと
するのでオススメです。

②『人が決めた幸せ』はただの誤解

成功≠幸せ
便利≠幸せ
お金≠幸せ
結婚≠幸せ
高い地位≠幸せ
SNSのフォロワー数多い≠幸せ


世間一般に「幸せ」とされているものは
生きがいにつながるかもしれないけど
それに依存しきってしまうと幸せになる
どころか虚無感につながるので、人生の
目的にしないほうがベター。

えぇー、お金は多ければ多いほうが絶対
幸せでしょ!!と思われがちですが、


とある番組で、マツコ・デラックスは

「多少、金を稼がせてもらった感想ね。

全っ然、幸せになんねぇ」


とはっきりおっしゃっていました。笑


生活していける最低限のお金は必要
だけど、それをたくさん得たら幸せという
ことはなく、それを得た後もまた別の
大変さがあるのが世の常で、これさえ
あれば絶対幸せになれる!という考えは
違うんだなと思いました。


結婚したら、またそれはそれで大変で、
こんなことなら独身のときのほうが
ずっと気楽だった! って嘆くのと同じ
なのかも。


また、ジョン・レノンが残した言葉で


「有名になれば、思い通りに活動できると
思っていた。 でも気づいたら、自由は完全に
奪われてしまっていた」

その苦しみは、私には想像が及びもつかない
ものですが、世界の頂点に立ったとしても、
世間の騒ぎやストレス、重圧にさらされ、
あの「ヘルプ!」が誕生したのは有名な話。


『本当の幸せ』ってなんだ?

いっときの幸せでない、本当の幸せって、

「今ある幸せや、起こること全てに感謝する」

もう、これに尽きると思ってます。
ヒザは痛いし、目もかすむけど、当たり前の
生活が普通に送れる丈夫な体に感謝。
元気でも病気でも生かされてることに感謝。


本当の幸せは、頑張って手に入れたりする
ものじゃなく、当たり前のように空気みたいに
存在するものだから本当にうす味。
丁寧にとったお出汁のように。


今ここで得られる、自分の中の根底に
あるような「うす味の幸せ」をじんわり
感じられるセンサーを磨いておけば、
年を重ねても幸せでいられるんじゃない
かなと思ってます。



Ameba blog:https://ameblo.jp/hibi-michi
IG:https://www.instagram.com/michikohibi/

























この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?