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「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(2)  針生検と告知の現実

生検を受ける

自ら見つけた乳癌。
初めて気づいた時のあの衝撃は、思い出してもブルっと震えてしまう。
現実?と逃げ出したい気持ち。

当時は年2回の展示会の直前で、私は病院にもなかなか行かれない状況で、仕事を継続しながら治療って出来るのだろうか?
これからのスケジュールはすべてキャンセルにするべきなのか?
頭の中がぐるぐるとなり、不安で押しつぶされそうでした。

針生検の結果もやはり乳癌確定。
やはりそうだよね・・

私は自分では、もうそうなのだろうな…と思っていたけれど

一緒に診断結果を聞いた夫は、その瞬間天を仰いで頭を抱えた。

あの姿が目に焼き付いて忘れることが出来ない。
まさか?が現実としてドーンと押し寄せてきた瞬間だった。

自分で気づいていたのは、左の胸だけだった。
エコー検査で右の胸にも初期の癌がみつかり
両側の乳癌という診断がだされた。
両方?二つとも? 
どうしてこんなことに?
右の乳癌は全く自覚症状がなかったので
本当に青天の霹靂だった。

検診は大切

(今となってみるとわかるけど、癌って本当に自覚症状がない。だから検診がとても大切です。乳癌の場合はマンモグラフィーとエコー検査があるけれど、エコー検査は体に害もなく細部まで診てもらえるのでおススメです。2年に1回は行かれたら行って欲しい。私は5年さぼったらかなり大きくなっていました。いつ出来ていたのか?それはわからないけれど5年開けるのは危険ということです。)

(私の乳癌を診断してくれた病院は、とても評判のいい乳腺外科で
マンモグラフィ、超音波エコー検査、その後の組織診(針生検)まで行ってくれました。もし、この記事を読んでいる方で、大阪にお住まいの方におすすめしたい。不安な方は相談してみてくださいね。)


次のステップへ


ここから私の乳癌との闘いが始まります。
気持ち的には、もう闘ってるんだけれど、治療はこれから。

大きな病院をいくつか紹介されて自分で選ぶことができた。
私は家族と話し合った結果、大阪国際がんセンターを紹介していただくことに。

がんセンターの先生は、乳癌の治療では有名な先生で
なんかもうこれで安心。お任せします!という気持ちで初診に向かった。

ところが、なんと先生は3か月後には退職されるというお話。。えっ⁈

どうなってしまうのだろう私。。
というのが私のその時の気持ちだった。。
そんな不安には関係なく、こちらでも針生検が待っていた。

前回のよりもかなり痛い検査。
乳癌の顔つきを調べるとのこと。

「癌の顔つき」?って何?

続く


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