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アドラー心理学

憧れていたあの会社に入社し、1ヶ月経とうとしている。
「いいよ、いいよ、ゆっくりやりなさい」と上司は言ってくれているが、私は知っています、"わからない"が許されるのは90日までだということ。

外資系はドッグイヤーだと思っている。犬の1年は人間の7年に相当する速さ。ジョブ型採用とは、「これらのスキルがあって、これらの経験があって、即戦力として動ける人」90日は新しい環境になれるための3ヶ月で、その後はまわりも、3年くらい前からいた人扱いをしてくる。頑張らなきゃ!と気を張っていたら、上司から「ちょっと前のめりすぎだから、落ち着け」と言われたので、冷静になるよう心がけようと思います。

ところで話は変わり、2013年に大ベストセラーになった嫌われる勇気というアドラー心理学をアレンジした本、当時読んだ時に「おおお・・・」と衝撃を受けた記憶はあるが、どんな内容だったっけ?とすっかり忘れてしまっていた。昨日YouTubeで、アドラー心理学についてまとめたコンテンツを偶然に目にして、再び「おおお・・・・」と新鮮な驚きが蘇りました。

私はコロナ禍で3回の転職をしました。
コロナ前も含めると、5年で5社という激しい転職っぷりでした。

この5年間「なぜそうなってしまったんだろう」と原因を考えると、上司と折り合いがよくなかったという結論に行き着き、「私にも原因があったに違いない」と落ち込んだ気分になりました。そして人に会わない環境ということが、くよくよと考える行動に拍車をかけていたかもしれません。失敗を繰り返してしまっていると思っていた私は、劣等感も強めていった気がします。ストレスがかなり強くかかっていたようで、大きな病気にまでは至らなかったけれども、ちょっとした身体の傷みは出てきていました。

しかし、この春にずっと憧れていた企業に3回目のチャレンジで転職することができ、そしてアドラー心理学についてをふたたび目にすることが重なりました。自分に都合よく解釈し「過去に囚われないで、目的に従って行動する」ということで気分を一新することにします。



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