使用期間の3ヶ月
心から尊敬している同僚と1:1をした時のこと。
「ところで、入社してどれくらい経つんだっけ?」
「3ヶ月だよ」私はまだ3ヶ月しか経っていないのに、よくやってるよね!と言ってくれと内心思ってました。自分でも3ヶ月だけど、結構がんばってんじゃないかな、となかなか自分の中では自己評価高めの甘い点数をつけていました。
ところが帰ってきた言葉は
「もう3ヶ月なんだ、じゃあ全部わかるよね、これからもっともっといろんなことやらないと(手を上げないと)」と言われて、え?!?っと思ったのです。そして、この3ヶ月しか経ってない、3ヶ月経ったらな十分じゃない、もう1人でできるだろ、この感覚の違いってやつが私が常に自分の担当するベンダーさんに対して「日本のスピード感の遅さ」に関して、他人にはしたり顔で話していたのに、自分はどうなんだ・・と反省しました。
上司から「発表してみるか?」とか「グローバルのプロジェクトアサインするか?」とすでに聞かれたのですが「まだ3ヶ月も経っていないので、まだまだ全然わからないし・・・」まだ早いといって断っていたのです。上司は「君にプレッシャーをかけるつもりはないから」とあっさりと、「そうかい、じゃあいいよ」と言ってくれたので、めんどくさいなという気持ちもあったり、まだまだ私わからないことだらけだもの、と免罪符を振りかざしていたつもりでいました。
しかし、その同僚からは「完璧じゃなくたっていいんだよ、周りも助けてくれるし、できるって言わないと、だんだん声かけられなくなっちゃうよ」と言われ、ああ、確かにそうだよ・・そうなんだよ・・・・と痛いとこ突かれた・・・気分でした。痛い痛い。
インドや中国のメンバーはとても積極的だし、英語だって母国語じゃないのにガンガン意見を述べるし、質問もする。日本人はこつこつやってれば誰かが見ていてくれるという価値観が根強いような感じもある、が、日本のマーケットの中だけじゃないところで仕事しなければいけないと、そのような価値観では評価されなくなる。そして評価されなかったら意味がないということを肝に銘じ、がんばろう・・と気持ちをあらたに試用期間終了を迎えたのでした。