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最愛の人を失って築かれた「愛の力」

夫と夫の母親と三人で過ごした日

私たちが出会って間もないころ、夫の母親が海外から来日した際に初めて紹介され、多くの日を一緒に過ごしました。
サプライズで姫路に連れていき、着物を着せてお散歩したり・・

夫の故郷に行った時と含め、たったの2回(日数でいうと4週間くらい)しかありませんでした。直接会う以外は直接連絡のやり取りをすることもありませんでした。

しかし彼が亡くなった瞬間から、私と彼の母親は「愛の力で一気に結束力」が増し、また「最愛の人を失ったという唯一深悲しみを理解しあえる同志」となっていったのです。

母親にとって私は、ライバル的な気持ちもあったように思えた事も多々ありましたが、今ではあの少し距離感があった関係性とは正反対の、「愛の力のチーム力」となりグリーフ(悲嘆)をお互いに支えあい、気遣い、遠く離れていても(海外と日本)存在は互いにとって大きなものとなっています。

グリーフ(悲嘆)から生み出されて「愛の結束力」
亡くなった夫も、さぞ驚いていると思いますし、きっと心から喜んでいることと思います。

それは、彼の母親と私にとっての「最愛の人」という共通の「大きな宝」の愛の存在を、唯一感じあえる「同志」だから

そういう関係性の築かれ方があるのだということを、グリーフ(悲嘆)から知ることができました。とても大切なものだと感じています。

ここにたどり着いた皆様に
何らかの心に響くものがあれば幸いです。

倫子

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