見出し画像

916/1096【質問回答】自分責めがやめられない/夫の不機嫌が怖い、他

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で916日。

※この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。

916日目。は。1000日の香りがここまで届いてくる!香ばしい!ここからはもう、できれば毎日が亀の歩みだと感じられたらいいのだが。

この、1096日の達成にもはやほとんど疑いのない日々よ。このあたりでやってくるものなんだなァ…できるだけ、いや~わかんないよ?なにがあるかわかったもんじゃないよ?と自分を脅してヒヤヒヤしたいのだけれど、それも効力が薄い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日も質問解答です。短文によるご質問を優先して採用しています。
(※ご本人がうつ病などの精神疾患にかかっているという記述のあった場合のご質問やご相談には、基本的にお答えしていません)

画像1

自分を責めたり罪悪感を感じたり、他には不安になったり心配したりするのがなぜやめられないのか。それはそのほうが簡単で、楽だからです。

知識もいらず、努力もいらず、意思も使わず、なにもしなくても常に自動生成で湧いてくるのがネガティブな発想です。自分の意志でなにも考えていないから、湧いてくるものなのです。質問者さまを責めてはいませんからね。我ら地球人がそういう生物だということです。

試しに、ものも考えずなにもしないでただただダラダラと暇をしていればわかります。どんどんネガティブになりますよ。人間、意思を使わない限りはろくでもないことを考えるんです。例えば、恋をしている時に暇ばかりあると、相手の浮気を心配し始めます。やることがなくてつまらないと、悪い事態を想定します。自分と他者のあら捜しをします。

我らも生物なので、最も優先順位が高いのは生き抜くことです。そのために危険を察知する爬虫類脳が働いているのですが、つまりは暇さえあれば「なにか不安要素はないか。なにか危険要素はないか。なにか自分を脅かす要素はないか。自分の弱点はないか。敵はいないか。見落としている点はないか…」ということを自然に察知しようとして探してしまうのです。

現代人の我らは捕食動物に怯える必要はありませんから、不安になると周囲と自分を比べて自分の力が劣っていることに着目したり、「あの人は実は私のことが嫌いなんじゃないかしら、だからあんなことを言ったんだ」などと敵対心を持ったりします。

世の中には「なにも考えないで頭を空っぽにすれば悟れる」「人は思考しないでいる方が良い状態になれる」「自然にしていれば思考は鎮まり、自分を解放すれば自然とポジティブになる」というような考え方がありますが、そうではありません。

物事を悪い方向に考えてうじうじしていることは、誰にでもできます。朝飯前だし、一番簡単です。反対に、前向きでいること、自分を鼓舞すること、自分を認めること、良い可能性を信じること、自分や世界の良い面を見るのは、それなりのエネルギーを注いで意思を使わなくてはやれません。不幸よりも幸せのほうが、信じるのが怖いんですよ。

筋トレをするみたいに、少しずつ慣れるしかありません。たとえば、今日も自分が無事でいるだけで家族が安心したこと。そのことをわざわざ思う。あるいは、世界中の小さな子が幸せでありますようにとか、少しでも動物たちが幸せでありますようにとか、なんでもいいので自分が心から祈れることを祈ってみてください。すると、自分にも良心なるものがあるのだと思えますよね。こういうことでいいので、良かったほうに目を向けて、良い気分になることをして、自分の良い面を見て自分を鼓舞する。

地道な積み重ねで、今の幸福に目を向けるんです。これは意思を使って、わざわざやることなんです。いつしか癖になれば、自然といつもやっているようになりますが、それまではトレーニングで身につけることなんです。そしてこれは、想定外なほど効きますよ。大脳新皮質は、爬虫類脳を制します。

もちろんそれでも、こんな自分でごめんね。と思う気持ちが消えることってありません。それは常にあるものです。それでいいのです。それをただの自責の苦しみで終わらせずに、「こんな自分でごめんね。それなのに一緒にいてくれてありがとう」と思うことでそれを感謝や良い行動の原動力に変換できるのは、自分のだめなところも認めている人ですよね。わたしは完璧だ!100%素晴らしいところしかない!と思っているよりもはるかに健全ですよ。何事もバランスでさぁね。

周りに質問者さまを変えようとする人はいないと気がつくだなんて、素敵な視点ではないでしょうか。あなたにはそんな優しさがちゃんとあって、今日も地球に隕石が衝突しなかったし、核が爆発して世紀末の世にならなかったのだもの、今日はいい日で、あなたは素敵な人じゃあありませんか!

画像3

まぁなんと!ありがとうございます!
わたしは、お話して誰かに訊いてもらうときのような感覚で心の中で音読して読みながら、同時に自分が読み手としてそれを体験する側の感覚でもって書いています。それがこの毎日投稿だけでも今日で916日目になったので、もし文章にどこか読みやすさがあるとすれば、単なるその修練による成果という面があるのだと思います。でも自分ではまだまだなのもわかっていて、悔しい限りです。

今自分で以前書いたものを読むと、ああ今以上に未熟だなと感じてこっ恥ずかしい思いです。けれども、書いたり読んだりすることは好きです。文章を扱うこと自体に、いつも面白みを感じます。奥深い世界ですよね!これからも精進いたします。励みを下さり、本当にありがとう。

画像4

あなたの素晴らしいところに気がついていますか。あなたは憎いと感じる妹さんを「とても良い子」と表現し、「なにもされていないのに不幸を望んでしまう」と書いておられます。憎い相手のことは、なんとしてでも難癖をつけて粗探しをして、悪く言いたくもなるものですが、質問者さまは、きっぱりとそれをしていないんです。なんたる潔さ。

それに加え、「優しかったり魅力的に映るときほど憎しみがこみ上げてしまう」ということですが、そう自分の目に映っているときほど憎く思うというご自分の様子を観察されていますよね。これは相当に難しいことです。

さらにはご自分のことを「地獄の亡者」「人の不幸を望む自分、というフォーカスで観ると、大変に憐れで直視ができない」とも書かれています。
そんなご自分をまっすぐ観察してそのまま捉え、こうして認めて表現することのできる、心の強くて潔い武士心のあるあなたを、あなた自身が卑下しているだけです。

質問者さまは、ご自分に足りないと思っているところがあるのでしょう。ご自分で勝手に「優しさが足りない」「魅力が足りない」と思っておられるのです。それは妹さんと関係のない問題です。質問者さま自身が、ご自分にダメ出しをしていることが嫉妬の理由なのです。

わたしたちには、人と比べることで得られる幸せなんてありません。他者がどうだとしても関係なく、ご自分の楽しみ喜びをじっくり積みながら生きていっていい。もっとあなた自身を見てあげてください。

わたしはこの質問文を書かれたあなたを素敵だと思いますよ。ご自分のことを、もうちょっと違った角度から観察してみて!

画像4

これは家族の不機嫌にどう対処するかという問題ではありませんよ。あなたの夫は母親に求める愛をあなたに求めているのです。

他に好きな人ができたとか不満があるとかいうことであなたを切り捨てようとするというのは、あなたを女性として大切にしているとは言い難いですよね。それだけひどいことを、母親のくれなかった無償の愛で許してもらいたいのです。わたし自身にもこういう傾向があったのでよくわかりますが、あなたはお母さん役をやっているのです。ダメンズメーカーってやつです。

不機嫌な人と一緒にいてビクビクするような生活を自分に強いるのが、自分を大事にすることになるかどうか考えてみてください。あくまでこれはわたしの個人的な感覚ですが、不機嫌という圧で人を怯えさせて暮らしている男はクソ野郎です。一体何歳児なんだ。不機嫌に屈して、それに加担してはダメですよ。ブスッとすれば人を支配できると思わせて、相手を調子に乗らせているのですから。

別れたくない理由を、あなたも胸に手を当てて考えてみて。

さて今日はここまで。質問は短文の質問ならば大抵ブログに採用しています。よければこちらから気軽に送ってみてください。

それではまた、明日ね!


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)