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【閲覧ちょっと注意】昨年の恐怖体験※微妙に怖い絵つき

みなさま、お久しぶりです。またこうして大変ご無沙汰してしまいました。DMや動画へのコメントなどで応援のメッセージを送ってくださっている方々、本当にありがとうございます。お返事できていませんが、すべて読ませていただいて、めっちゃ元気をいただいております。今日はものすごく久しぶりにブログを書きます!!

ブログをお休みしているあいだに実はひとつ、ちょっとおかしな体験をしていましたので、今日はそのことについて書きたいと思います。

約一年前、昨年12月のクリスマスも近いある日の夜のこと。夕食を終えてから、夫はわたしたちの寝室でベッドに横になって映画を観ていて、私と娘もその部屋で一緒に座って話をしたり、それぞれのスマホをいじったりしていました。

すると、ドアの外の暗い廊下から、んああ~というような女性の声が聴こえてきました。私と娘は顔を見合わせ、母がなにか言いながら部屋に来るところなのだと思いました。しかし待っても誰も現れないので、私たちはまたスマホに集中を戻しました。ちなみに私はこの時、YouTubeで「ニンゲンTV」というチャンネルに出会ったばかりで、夢中で観ていました。動画には俳優の原田龍二さんと降魔師の阿部吉宏さんが出演されていて、私はこのときに阿部さんの存在に大変感銘を受けて動画に釘付けとなっていたため、その声のことはすぐに忘れました。

ところがそこからものの30秒か1分かあとのことでした。今度は先程よりもだいぶ大きな声で、あ~あ~う~、というようなハッキリとした女性の声が、廊下のドアのすぐそばから聴こえてきたのです。どこかくぐもったような声でした。

私はもしや母が体調でもおかしくしたのかと思い、はーい?どうした~?と言いながら立ち上がってドアから廊下をのぞいてみました。しかし気味の悪いことに、しんと暗い廊下には誰もいないのです。今しがた、ドアのすぐそばからあんなにハッキリと声がしたというのに!

寝室内はオレンジ色の灯りと暖房の音でとても心地が良いのですが、ドアの外の黒く寒い廊下がそれとは対象的で薄気味が悪かったのを覚えています。私は、母が部屋から呼んでいるか、あるいはドアの前で私たちに呼びかけて秒速で部屋に戻った可能性もある(なさそうだけど一応…)と考え、廊下の突き当りの母の部屋まで行って、ドアをコンコンとノックしてみました。母が「はい」と言って顔を出したので、今呼んだかと訊いてみましたが、「いや、テレビ見てたよ」と言うのです。

私と娘は、あんなにハッキリと声が聴こえたのに…と驚きましたが、それ以上考えていてもわからないので、なにやらおかしなことが起こったとは思いつつも、またおしゃべり&ネット遊びに戻りました。

今思えば奇妙なことなのですが、そのしばらくあとに、なぜか夫が非常に些細な事でプンと機嫌を損ねて一階で寝ると言い出しました。私は一体どうしたのだろうと思うには思ったのですが、去る者追わずとばかりにそれを気にかけず、1人で寝ることにしました。すると歯磨きを終えた娘が、「ママの横で寝る」というので、私たちは二人で同じベッドに横になりました。

ベッドでリラックスして娘と話したり動画を観たりしていたときでした。急にひどく強い眠気に襲われたと思ったら、とつぜん私はスマホを持ったまままったく動けなくなりました。夢なのか現実なのかわからないのですが、自分の足の方に向かって視界が固定されていて、視線も動かせず、身動きもできず、声も出せない状態なのです。なんの抵抗もできないまま、いきなりのことに「うわあ~なんじゃらほい?!」と思っているときでした。…このあと起こったことは悔しいくらいよくある怪談にありがちなベタな内容で、しかし実際に経験すると恐怖以外の何物でもないことなので、これをどう伝えればよいのか非常に困惑するのですが、それにめげずに書いてみますと、足側のベッドの下のほうから、なんとうっすらと灰色がかった白い腕が伸びてきたのです。そしてあろうことか、その手が私の右手を思い切りすごい力でつかんだのです。

いや…ね?だからベタだと言ったでしょう。でも、でもですよ、ベッドのふちから白い手が伸びてくるというのは、これは老若男女どんな人にとっても絶対に起きてほしくないこと、万人にとって絶対的な恐怖となりうること、でございましょう?!

私はその手に自分の手をつかまれて、恐怖でパニックに襲われました。その手はなぜか、先ほどの暗い廊下のほうに私を引っ張っていこうとするのです。肩あたりから先の姿が見えず、ただ暗闇から伸びた白い腕が私の手を引っ張っていました(今思えば、なぜ廊下のほうに引っ張ろうとしているのがわかったのか、自分でも不思議です)。何者の手なのか、なぜ引っ張るのか、これはそもそもなんなのか、この人はどんな姿をしているのか…!?

部屋には私たちの他に当然誰もいなかった。だからとにかくこれは、生身の人間の手ではないはずなのです。

わたし私の視界ではこんな感じ。絵が雑で下手でごめんなさい。
腕の先に身体が見えない…
ベッドの下方から伸びてきている

私はとにもかくにも怖すぎて、その何者というか何腕?何手?から逃れることしか考えられず、娘を頼って「きーこ(娘のことです)、助けてー!」と叫びました。けれども、どんなに大声を出したつもりでも、現実には自分の声が出ていないことがよくわかるのです。しかし他にやれることもないため、ぎゅうぎゅうと手を引かれながら「きーこ!きーこ!きぃいいいぐぉおおおおああーー」と声にならない叫び声を上げていると、突然横にいた娘が「ママ!!」と声をかけて身体をガシッと掴んでくれました。そのとたんにその腕は消え、同時に私はどうやら動けるようになったようでした。

あまりのことに、目を見開いたまま数秒間は声も出せませんでしたが、いくらリアルだったとは言えこれはきっと自分が悪夢を見ていたに違いないと考えました。そして、ならば娘はなぜ眠った私をあのように起こしてくれたのかと疑問に思った私は、娘に「ねえ、どうして起こしてくれたの?」と訊いてみました。すると娘はこう答えたのです。

「え?ママ寝てなかったじゃん。目を開いたまま苦しんでたでしょ」

なんと…!やはり私は、眠ってはいなかったのだ…!そうだよね、やっぱりそうだよ!だってあんなにリアルだったのだもの!
見てみると、私の上半身は少しだけベッドに対して斜めになっており、右腕を引っ張られて動いたとしか考えられない状態でした。娘は私に背を向けて横になってイヤホンをつけて動画を見ていたようなのですが、なんとなくふと変な気配がして後ろを見てみると、私が目を開けたまま硬直して苦しんでいたため、驚いて声をかけたとのことでした。

いや~~ヤバかった~~!!おっかねがった~~~~~!!

以前からこの家では、何年にも渡ってかなり激しめの怪奇現象が起こっていたのです。たとえば、私はこのnoteでブログの毎日投稿を夜中に書いていた時期があったのですが、ひとりで仕事部屋にいると、コン!!と大きな音でノックをされたり、キッチンにおいてある小さな人形がまったく違うところに移動していたり、テーブルの上のコップが、ガーッと音を立てて引きずられて位置を変えたり。私はそれをさほど怖いとは感じなかったので、暗闇に向かって「ちょっと!いい加減にしなさい」などと声をかけるのみで放置していました。しかし、手を引っ張られたとなるとさすがになにか強い訴えを感じるため、きちんと霊能者さんに見てもらおうと考えました。

そこで、これもなにかのご縁なのではないかと考え、このときに観ていたニンゲンTVに出演されている降魔師の阿部さんに鑑定をお願いすることにしたのです。幸運なことに、三日後には観ていただけることになりました。

当日はファン心理のあまり、鑑定そのもの以上にオンラインでお目にかかれることが楽しみでならなかったのですが、ここでまた霊障なのかなんなのか、予約時間になったとたんzoomでのみネットが使えない、つながってもすぐに不自然に切れてしまう、などの不測の事態に見舞われ、普通に開始することができませんでした。それまではネットが普通に使えていたのに、なんやねん!!ブラウザやLINEなどは問題なく通信できるのですが、zoomのみがダメなのです。しまいに家のWi-Fiが落ちてしまってどうにもならなかったので、仕方なくスマホで4Gにつなぐことで、ようやく鑑定を始めていただくことができました。

開始してすぐのこと、ご挨拶もそこそこに、阿部さんが「あ、後ろにおばあさんがいますね、イタリア人の女性…。今菅さんが座っているところの左側に階段がありますよね」とおっしゃるので、心のなかで(左側に階段って!さらっとおっしゃるけど、その通りなのがすごい!)と思いつつ「はい」と答えると、「普段はそちらにいらっしゃいますねこのおばあちゃん。階段の途中に」とおっしゃるので、阿部さんの透視?能力に驚愕した次第でありました。ちなみに、霊感のある妹にも以前から「階段の真ん中あたりに女性が居るよ」と言われていたので、その一致にも驚きました。

そのおばあさんはベアトリーチェさんというお名前の女性で、敬虔なクリスチャンだということでした。そのため、私たち一家が特に信心深い生活をしていないことをカンカンに怒っていたのだとか。食事の前のお祈りもしないし、教会にも通わないし!この不届き者たちめ!とかなりご不満だったのだそうです。たしかに私たちはそのように暮らしてはいないので、阿部さんの霊視力には脱帽でした。それにしてもベアトリーチェさん、それに怒って私の腕を引っ張ったんかい?なんというか、霊体の気力ってすごいのね…笑

阿部さんからは、もちろん私たちがこのベアトリーチェさんに合わせて暮らす必要はなく、彼女が天に召されるのがいちばんだと教えていただき、そのあと無事にお祓いをしていただきました。今回はそのベアトリーチェさんがクリスチャンであるということで、阿部さんのお祓いは宗教の垣根をまたいだものでした。とても荘厳で感動的で、想像の及ばなかった素晴らしいものでした。ベアトリーチェさんのことで胸いっぱいになってしまい、涙が出ました。なかなかお目にかかれない貴重なものを見せていただいて、ありがたさのあまり恐縮なほどでした。
(今回のことについてブログに記録することを、鑑定の際に阿部さんに快諾いただきました。阿部さんありがとうございます!)

それから今日に至るまで、おかげさまでキッチンでの怪現象などもピタっとなくなり、恐ろしい思いはしておりません。母もそのあとしばらくしてから、最近は台所から変な音がしなくなったなあ…と言っていました。お世話いただいた阿部さんには心から感謝しております。キリッとけじめがあって、お優しくて、強くて、勇猛で堂々としておられて、大変に謙虚で自然体なお方でした。心の底から尊敬しております。個人的に阿部さんを、日本の誇り&日本一のイケメンだと思っております。いやはや、めちゃくちゃカッコよかったです。。。。

先日トイレに入っていたらば、久しぶりに大きな音でコン!!と、例の一発ノックをされましたが、返事をしても廊下には誰もおらず、訊いてみてもやはり家族ではありませんでした。これは不思議と怖いと感じないので、そのままにしてあります。ちなみに、その一発ノックをされるたびに必ず、真っ暗闇の中でノックをする手のみの映像が頭に浮かぶんですよねぇ…なんなのかしら…まぁきっと、だいじょぶだァ…

というわけで、悪夢だったのか霊現象だったのか正確なところは不明ですが、昨年のこの体験により、その後からすっかり第六感に関する興味が増してしまったわたくしでございます。冬に怪談をするのは風情がないのですが、やっと書く気になったのでアップしてみました。読んでくださってありがとう!

さて、ここでみなさまにお願いがございます。よければ、みなさんが体験された怪奇現象をメッセージなどで送ってくださいませんか。
内容によっては、ブログや動画などでご紹介できればと思っています。
それではまた!





毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)