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1003/1096【質問回答】パートナーを得たければ「欲しい」と思うなって本当?

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1003日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。その下の点線以下が本日の話題です

1003日目。せんさん…せ、千さん?!そりゃァお前ェ…今日は千昌夫さんの日ってことじゃねェかァ…(すいませんすいません)

千さんといえば『味噌汁の詩』『星影のワルツ』『北国の春』などが有名だ。移住してから、なんども千さんの歌を聴いた。イタリアで聴く千さんの歌は、日本がどれだけ異国であるのかということをとくと味わわせてくれた。トレヴィーゾの美しいピアッツァにいて彼の歌を聴くと、わが祖国はこの惑星の上でも特殊なスポットであることが嫌というほどわかった。

それを味わいながら、わたしは自分の中に右翼の心を発見した。大日本帝国万歳と思った。そして、イタリアの人がイタリアを愛する心を、各国の人が各国を愛する心を、われらの性だと思った。自分の右翼(国粋主義と捉えたとき)の心は自分の左翼(国際主義と捉えたとき)の心とつながっていた。

それに気がついてから、わたしのホームシック的なさみしさは霧散した。どこにいたって、この惑星がわが故郷だと思うようになった。もっと条件を濾過してみると、人間のいるところが故郷だと思う。地球に異星人たちと一緒にいるのと、別の星に地球人たちと一緒にいるのとのどちらかしかないとしたら、あなたはどちらを選ぶだろうか。わたしは人間を選ぶだろうと思う。

そう考えると、つまるところ自分が郷愁を感じる対象は地球人だということになってくる。この感覚はとても面白い。人間を見たときに、ああわが故郷よと思う感覚はなんだか気分がいい。それを自分自身という人間に向けてみるともっと面白い。

わたしが地球人を故郷だと思うための唯一の条件は、自分が地球人であることだ。結局、わが故郷とは自分自身だ。わたしはわたしとともに生まれ、わたしとともに育ち、わたしに慣れ親しみ、わたしに依存して、わたしから出ていくこともなく、雨に風につけてもわたしを忘れることはない。

青き山も、清き水も、夢も志もわたしの中にあり、どこまで離れても忘れがたきふるさとは自分自身なのだと思う。だから、誰か他の人を見たときにも、この人の故郷はこの人自身なのだと思うと、なんだか道徳的な促しなどというものをよそに、どうしようもなく憐れみが湧いてくる。わたしたちは自分を大切にすると心温まるのだろう。わたしたちがそれぞれ、わたしたちの故郷なのだから。

千さんありがとう。ふるさとっていいな。
みんな生きてくれてありがとう。
今日も地球にいてくれて、超絶に助かります。笑

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さて本日は久しぶりの質問回答です。

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あなたにお伝えできることを、4つのポイントにまとめてみました。

①「魂から」愛しあえるかどうかを考えなくていい
②パートナーを作る前に自分が人を愛せ
③欲しいと思うか思わないかだけが重要だと思うな
④宇宙の法則は変えられない、だから利用しろ

①「魂から」愛しあえるかどうかを考えなくていい

魂から愛し合うパートナー、というのがどういうことを指しているのかがわかりませんが、そのようなことを望む必要はないと思います。

魂から愛し合っているのと、魂からではないが愛し合っているのと、質問者さまがそれらの違いをどう定義しているのかは不明なのですが、わたしはそんなことはどっちだっていいし、証拠もないのだからわかりゃしないじゃないかと思います。こうした条件を取っ払って、今のマインドセットを崩してしまうほうがいいと思います。

超言葉が悪くなってしまうのですが、「魂から愛し合える人を望んでいます」という女性は、みな一様に重いです。心も尻も重いです。体重の話ではなくてね。恋愛が始まるのは、軽やかな、安心した、色っぽい心からです。

②パートナーを作る前に自分が人を愛せ

パートナーが欲しいのは構いませんが、まずは自分から人を好きになりましょう。順番的に、そのあとですよね、その人とのパートナーシップを求めるのは。

パートナーになりたい人がいるわけでもないのにパートナーを求めるのは、やる気の湧く科目もないのに家庭教師が欲しいと言っているようなものです。好きな人がいないのならば、パートナーはいなくていいのではないでしょうか。

ですからこれは、あなたの「足りない」という心から来ているのだと思います。本来であれば、好きな人がいないのなら恋愛などしなくていいのです。

「好きな人がいなくても恋はしたい!」と言う人は、よ~く心の奥を感じてみると、恋に恋をしているだけか、性欲が有り余っているだけです。好きな人がいて、その人とパートナーとなって支え合って生きていくことを望むのとは、違う感覚です。

恋愛さえできれば何かが埋まると思っているのだとしたら、順番がちょっとおかしくなっています。あなたの感覚が、「好きな人がほしい」「誰かを好きになりたい」というものになったときに、欲しいものと、得ようとするものとが揃って、軸が整うのだと思います。

まずは、好きな人がいないのならパートナーになりたいと思う人がいないのと同じだと考えること。それから、自らも誰かに恋をして、片思いの状態になることをよしとすること。誰かが自分に抱いた浅い恋心も恋として認めること。魂から愛するうんぬんの前に、目の前の好きな相手の、仕草や、声や、表情や、性欲や、肉体を愛すること。恋愛がうまくいこうといくまいと、魂のつながりのある無償の愛の実現などということを斬り捨てて、ただの男と女になること。それで十分です。現実の物理世界を見ること。これがキーとなるのだと思いますよ。

③欲しいと思うか思わないかだけが重要だと思うな

わたしたちがなにかを望むとき、不足しているということにばかり目を向けていると、たしかに不足している現実が続きます。それに、「だったらもうパートナー云々なんてことは一旦置いておいて、今の幸せを堪能しよう、やれそうな楽しいことを謳歌しよう」と思ったほうがずっと望みは叶うものです。

けれども、その心持ちの切り替えだけで望んだ現実を手に入れようとするのは間違ったアプローチです。それに挑戦しても、うまくいきません。なぜなら、その切替自体が「恋人が欲しくて」やっていることだからです。つまり、どこまでいっても不足に目を向けているままだからです。

なので、恋人を欲しいと思ってしまうかどうか、なんてことはどうでもいいと考えてください。欲しいなら欲しい。これ、しゃーないですよね。それでいいんですよ。欲しいのですから。で、「この欲しいという思いがあるからできないのかしら」などということを考えてグズグズウジウジ、現実世界を離れて考え込まないこと。それ自体がぜんぶ無駄です。

こう考えてみてください。

ケーキ屋さんがあります。あなたはそこのケーキが食べたいとします。もう、喉から手が出るほどに。お財布を見ました。お金が入っていません。

このときあなたはどうしますか。「まずは、わたしが食べたいという思いを持っているのがいけないのかしら。だったらその考えを消しましょう」と言ってケーキ屋さんの前で「食べたくなんかない。食べたくなんかない」と考えていると、ケーキは手に入りますか。入りませんよね。入らんのです。

今のあなたはこの状態です。わたしたちは三次元にいます。物理的な世界です。なので、物理的なアプローチをナメていたら、ものごとは進んでいきません。心のことなんか考えないで、家にお金を取りに行くか、銀行にお金をおろしにいくか、お金がまったくないのなら仕事をして給料をもらって買いに来る。これでケーキが手に入ります。恋人だって同じですよ。

リアルでもネットでもいいから、男性に恋をする。関わりを楽しむ。何なら手を出す。待っていてダメならワンナイトラブでもいいから楽しむ。恋で遊ぶ。魂で繋がる前にフェロモンでつながる。こうして、物理的に、ひょいっと恋人ができてもおかしくない行動を取るのがなによりも先です。

この星は行動の星。行動をするのが優先順位のトップにあります。だから動きましょう。欲しいままの心でいいから、そんなことは放っておいて、とにかく動くのです。

④宇宙の法則は変えられない、だから利用しろ

最後に、宇宙の法則というのは、あなたがどう考えようとも、わたしがどう考えようとも、変わらないことです。法則は法則なので、誰かが「私はそんなことを気にしません」と言っていようとも、あなたがそれに同意しようともしまいとも、不変のことです。どんなに癇癪を起こして、こんな法則は嫌だ!!と言っても、変わらないのです。降参するしかないところです。

この世界は、同じ振動数のものが引き合うようになっています。これは変えられません。

だから、あなたが「わたしはパートナーがいないから幸せではないのだ」と考えているのだとしたら、たしかにその感覚を繰り返し経験するものを引き寄せます。逆に言えば、なにを見てもなにを経験しても、その幸せではない感じ、を味わいます。

だから、「パートナーが欲しい」という感覚を、嘆きの材料にしないで、パワーに変えてください。ケーキが食べたければ、それを原動力にして動いてケーキを買いましょう。英語が話せるようになりたければ、それを原動力にして英語を勉強しましょう。パートナーがほしければ、それを原動力にしてあなたをそのための行動に駆り立ててください。

なぜなら、行動に出ているときというのは、パートナーがいなくて辛い、ではなくて、パートナーが得られたらきっと楽しい!というふうに感覚が変化するからです。

おなじ「パートナーがいない状態」にも関わらず、反応は「辛い」→「楽しい」に変わっています。そう、あなたが楽しい振動を放ったら、あなたは楽しいことを引き寄せるのです。法則は不変ですが、それをありがたく利用して、あなたが楽しくいること。

安全圏にいるまま、「欲しいという気持ちをどうのこうのしよう」と考えるくらいなら、今の不安に往復ビンタして、勇気を持って動いてください。
あなたのせっかくの欲望を、ガソリンにしていきましょう!
動いてなんぼでっせ!

さて、今日はここまで。

それではまた、明日ね。

毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)