見出し画像

968/1096【質問回答】娘が男性を嫌っている/離婚調停中の彼氏に状況を訊けない/他人の自分への評価は真に受けたほうがいいのか

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で968日。
※はじめに怠け者が『毎日投稿』に挑戦する日々の心境をレポートしています。点線の下からが本題です

968日目。日本に移住する可能性がやんわりと出てきた。さてどうなることやら。イタリアに住んで11年目だが、恋しいものは食べ物とアニメオタク文化とTSUTAYAと本屋と仲の良い人。たまに帰ることができている間は特に問題なかったけれども、コロナの問題で渡航にあれこれと制限が出てしまって帰っていないから、以前にも増してそれらに触れるのが楽しみだ。

海外に暮らし始めると、初めのうちは外国に住んでいるという気持ちでいるが、慣れてくるとそれが消えて、日本も外国というのか、海外と日本とが並列な選択肢になってくる。日本も、数ある居住可能な国のうちのひとつとなるということ。そういう目で見ると、日本の便利さが突出しているのがわかる。

東欧の国に訪れたときには、あ、人類というのは今こんな感じなんだな、地球の文明ってこんな感じなんだな、と思い知った。ほとんどのアジア諸国、アフリカ諸国、中東や南米の国々も、それぞれ相当に不便だ。日本のパスポートを所持し、日本の国籍をもっている自分は、この星にいる人間のうちの恵まれた上位数%に含まれている。そのことにまったく目を向けなかったことを恥じた。

今日、このブログを書くことができる。あなたは、読むことができる。それが一体どれだけの恩恵を土台にして成り立っていることかと思うと、感動的だ。三年間続けようと思ったのも、無意識にもこのレベルの恵みを三年間受け続けられるだろうという予測のもとにあったのだ。

書けるだけありがたい。この世のなにもかもが、書く書かぬを選べる自由を自分に保証している。これを、すごいことだと思う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

画像1

まず質問者さまが、前提として「女性は男性を好きにならなくてはならない」と考えるのを止めていいのだと思いますよ。別に、男性を好きでなくてもまったく問題はないのですから。

たとえば、わたしは牛乳の匂いが嫌いです。そうでない人からは「それでどうやって生きていくの」と訊かれたことがありますが、まったく問題なく生きています。サーフィンをしなくていいと言ったらサーフィンを生き甲斐とする人に「波に乗るあの快感を知らずに死ぬなんてあまりに不幸だ」と言われたことがありますが、わたしは幸せに生きています。野菜全般が嫌いだという人に会ったことがありますが、「それでは生きられないよ」と何度も言われたことがあるそうです。が、その人は問題なく生きています。

これと同じで、男性のパートナーを作って生きる人がたくさんいるからといって、それがなくても問題などないのですよね。娯楽というか好みの話なので。なので、娘さんたちが男性を好きでなくて、本人さえそれで良ければそれでまったく良いのです。

ただ、男性と仲睦まじく暮らしてみたいのに、恐怖や心地よくない悪印象が邪魔をしていてどうにかしたいという場合であれば、その恐れを感じなくて済むほうがいいですよね。

でもそれについても、今のあなたが話して訊かせることで娘さんたちを変えるというのは土台無理な話だと思うのです。なぜなら、あなた自身が今男性から逃げているという状態で、あなた自身が男性に恐れを持っているためです。

めちゃくちゃ幽霊を恐れている人が、大丈夫だよ幽霊なんていないよ…暗いお墓も病院もなにも怖くないよ、ほらあの廃墟に入ってみなよ、なぜなら幽霊なんてどこにもいないんだから…と震えながら話しても無駄なのと同じです。それを聴いた人は、むしろますます怖くなります。自分にできないことを、娘さんたちに求めないこと。だから今は娘さんたちの恐れを認めてあげて。他に余計なことをしなくて大丈夫です。

それよりもまずは、自分のこと。ご自分の恐れについて、「世の中の男性がみんな悪いわけじゃない。それは当然だけれど、今の自分は嫌な思いをしてきたから悪く思っているだけだし、それは少しもおかしくなんかないな」と思ってあげるところから取り掛かってみてください。これは偉大な一歩ですよ。自分の恐怖を許してあげてください。

怖かったし、寂しかったし、憎かったし辛かったですね。そう思って当然です。あなたはなにも悪くない。逃げただけで素晴らしかったです。よくぞ状況を変化させましたね。まずは今はなによりも、ご自分をいたわって理解してあげてください。

画像2

まだ離婚が成立していない方とほぼ同棲という形でお付き合いをされているということは、不倫の状態にあるのを自覚されたほうがいいのだと思います。離婚調停についての経過を訊くこともできていないようですが、それは放置しないほうがいいと思いますよ。

たとえば”調停中”というのが本当でなかった場合が考えられます。なぜなら、離婚調停は申立てから4〜5ヶ月程度で成立・不成立が決まることが多く、裁判所の統計では半年以内で72.6%の調停に決着がつくようです。あなたが彼と付き合いだしてから半年が経つわけですから、本当に調停中なのであればもう結果が出ていてもおかしくないからです。

もしも調停に時間がかかっているとして、裁判が滞っている原因として、妻側が今後またやり直したいと考えている可能性もありますよね。それであなたとのお付き合いが発覚したとして、訴えられたら裁判であなたがほぼ100%負けて、慰謝料の支払い義務が発生します。

「急かして訊いたら嫌われるかも知れない」などと、好かれていたくて恋愛面での保身を考えているのかも知れませんが、本当に保身を考えるのであれば、きちんと話をして状況を把握しなくてはなりませんよね。それで、自分の持っているリスクを理解したうえでお付き合いを続けたいというのならばあなたの自由だと思いますが、わたしはおすすめはできません。

ちなみに、今のわたしであればですが、そういう情報を開示しないでうやむやにしたまま、離婚成立前に自分をほとんど住まわせてしまうようないい加減でだらしない男性とは、お付き合いをしません。もしも本当に彼に惚れているのであれば、わたしとこんなことしていていいの?と引っ叩いてやればいい。

自分を守れるのは自分だけですよ。誰も考えてくれない。自分を大事にして、よく考えてみてね。

画像3

これは、本来ならばまったく鵜呑みにして真に受ける必要はないのだと言うことができます。しかし、あなたは今その判断ついていない状態なので、人から言われて悔しいと思ったこと、ドキッとしたこと、つまり図星だと感じたことは考慮してみるといいと思います。あなた自身よりも、他の人のほうが冷静に見てくれている可能性があると思います。

自分で図星だと感じた意見というのは、真に受けたくないと思っても真に受けてしまうものです。すでに、自分でもそう思っているのですから。なので、耳に痛い意見というのは他者の意見なのではなくて、自分の意見だと思ったほうがいい。自分こそが自分に同じような評価を下しているのではないかと考えてみると良いですよ。それはいつも、前進への大きなヒントになります。

それと同時に、他者があなたの良い点を伝えてくれたときにも、一意見として受け取れるほうがいいですね。それもまた、あなたの劣等感に曇った判断よりも、冷静なことが多々あります。言われて嬉しい意見なら、思い切って信じてみてください。

覚えておくといいのは、まずもって聴かなくていい意見があるということ。
どういう意見かと言うと、あなたがなにかをしてみたいと言ったときに「それはあなたには無理だ」「あなたにはできないよ」と言って変化を引き留めようとする意見。これはドキッとしようが言われて辛かろうが、聴かなくていいです。ドリームキラーの意見は無視して、やりたいことに挑戦してみてね。これだけ気をつければ、大丈夫ですよ。

さて、今日はここまで。
それではまた、明日ね。


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)