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【質問回答】育児の分担がむずかしい!わかってくれない、察してくれない…

みなさん、いよいよ2月も中旬になって、だいぶ日が長くなってまいりましたね!こういうときは、ついついフワッと気分が緩んで上がりやすいですよね。我ら地球人、お日様には逆らえないようになっておりますね。
さて、今日はこちらのご質問に回答させていただきます。

このご相談にきっと自分はこのあと自分の非常に馬鹿なところを暴露して書いてしまうに違いないのですが、でも是非にもお読みいただいて、参考にしていただければ幸いです。

まず、私は夫と家事や育児について、作業を分担するための決め事をしたことはありません。なので、そのための話し合いも一度もしたことがありません。

結婚したばかりのころ、夫は九州男児も真っ青なくらいに超亭主関白な感じで「家のことと子どものことはすべて女の仕事だ」と考えている人でした。当時、「文句があるなら自分の国に帰れ」と何度言われたことでしょう。
当時はこのわたくしめ、地獄の底から「おのれ…いつか必ずやこの立場を逆転してみせようぞ…」などと殺意を燃やしておった次第でございます。

そのころは、家のことは私めが甘んじて100%担っていました。が、私はそこから、苦手なことやできないことややりたくないことはどんどんやらなくなってしまって、自分のやりたいことに没頭して忙しくするようになりました。その間にいつのまにか夫があれこれと積極的にやってくれるようになったので、そのままベルトコンベアーに流すようにして家事のほとんどをお任せするようになりました。

というわけで、我が家では一時は家事の95%ほどは夫が担っている状態でした。私はいつもその出来栄えについて心からの賛辞を送るだけで、私の方から甘えたりお願いしたりしたつもりはまったくありませんでした。以来、たとえば俺がこんなにやってあげているのに、というようなことを言われたこともなく、むしろたまに気が向いて私が料理などをすると、夫が「オオーやってあげるから好きなことしてて!今何か他にやりたいことあるんじゃないの?」と阻止しようとします。そして、いいから座って!湯たんぽ作ろうか?なに飲みたいの?暖房の位置ここでいい?というように過保護を炸裂させます。私は病人じゃないんだし、なんならえらく強いというのに!なので、今料理がしたい気分なんだけど。と言ってやっています。現在は、洗濯機のスイッチを入れるのと、私の部屋の掃除は私が好きにやっています。

娘が4歳になるまでは前夫と一緒にいましたが、当時もやはり、家事は最初は私が好きで夢中で楽しんでいたのですが、あっという間に前夫に作業をほとんどすべて横取りされてしまいました。なので、私は赤ちゃんだった娘に合わせて、娘が寝れば寝る、起きれば起きる、あとはずっと一緒にいて授乳をし続けるだけで、それ以外のことはほとんどやってもらっていました。

あるとき疑問に思い、どうして世話をしてくれるのかと訊いてみたことがありました。すると前夫は「あなたは放っておけない人だから」と言っていました。今の夫も常々「やってあげないと心配だ」と思っているようなので、きっと両者とも、私がどれだけ頼りなくて駄目な人なのかをつくづくわかっているのだと思います。

私はしっかりした人を演じ続けられなかったので、お腹が空いてもどうしても料理をしたくなければせず、夜夫が帰ってきたときに弱って体育座りをして丸まっていたりするため、この人は自立のできない弱者なのだと思われていると思います…そこで夫が作ってくれたものを食べているときに、ヨシヨシ…と撫でているところを見ると、もしかすると夫からすればペットを飼っている感覚になっているのかもしれません。

私は、”察してほしい”と考えるのが嫌いです。とくに男性は、女性が機嫌が悪くてイヤ~な空気を出して我慢をしていると、察するというより困るし、逃げたくなるし、傷ついてしまいます。察してほしいことがあるのなら、それは夫というヒーローに相談するチャンスなのだと考えて、視点を切り替えてみてはどうでしょうか。

もしも本気で嫌なことであれば、もうそれはやらなければいいと思います。
夫さまに、私はこれをやるのがどうしてこんなにも嫌なのだろう。なんとかやらずに済む方法はないかな!それか、好きになる方法がないかなあ?頼む、あなたの知恵を貸して!と頼ってみましょう。

そしてもしもやると決めたことであれば、腹をくくってどんな作業でも本気でやりましょう。皿洗いも本気。掃除も本気。料理も本気。本気でやってみたときにしか味わえない気分と達成感を、今こそ自分の手で味わってやりましょう。好きな音楽を爆音にしてかけて、よっしゃあ~今冷蔵庫にあるもので最高の味を叩き出すぜ!ってな感じでね。

私はよく、掃除世界選手権に日本代表選手として出場しているつもりで掃除をして、それに没頭して楽しみました。さあ壇珠選手の出番となりました。モップ部門で現在注目の選手です。織田さん、どうでしょうね今日の壇珠選手は!そうですね~事件は現場で起こってますね~!ってな感じで勝手な解説陣の会話なんかも想像して!笑

壇珠、壇珠、今ゴールに向かっています、このままいけばブラジルを圧倒してモップ部門で金メダルか、壇珠いくか、壇珠このまま逃げ切るか、抜けた、壇珠抜けた、今ゴールしました壇珠、日本金メダルが確定です!!壇珠やりました、日本金メダルです!!うわあ~~~!!みたいなね…馬鹿でしょう本当に…笑 でも本当にやっていたんですよ。よく涙していました、その妄想でwwwwwwwww(狂っててすみません)

その熱中がそのまま、夫から頼まれたホームページ作りに向けられ、自分のブログ執筆に向けられ、日本でのイベント活動などに向けられ…と移行しただけだったのです。すると、いつの間にか自然と家事などは夫が担ってくれていた、という流れでした。

ちなみに、私ブログ書いていろいろ発信するんだ❣と言ったとき、夫はwwwあwwそww一銭にもならないことだけどねwwwって感じで呆れてました。ただもうきっと彼としては、楽しそうすぎて邪魔したくないし、あまりに夢中になってるから御飯を作ってあげよう…という感じだったのだと思います。

あなたがなにかに夢中になって、楽しみに没頭して、人生の幸を謳歌して、生きていることを爆裂に喜んでみてください。そのやり方はどんなふうでもいいのです。音楽でもいい、お絵描きでもいい、メイクでも芋掘りでもやじろべえ作りでも整形でもいい。モップ部門で金メダルを狙ってもいいのです。本当になんでもいい。あなたがたった今から、何らかの方法でどんどん喜びのバイブスを放っていくこと、これがあなたの人生において最重要であり最高の選択であると思いますよ。

だからね、今の状況はそこに向かうのに最上のステージだと考えて、ここからそこに挑戦する物語を紡いでみて!さあ、ほら!あなたの心動くものはなんでしょうか、あなたはなにがしたいのでしょうか。どうしてもやらなくちゃならないことなら、どうやればより楽しめるでしょうか。家事を押し付け合うよりも、それを探ってみるのがベストアンサーです。

それに向かって本当に動いているとき、あなたの心には、その環境の一端を支えてくれている夫さまに、心の底からの感謝が湧いてくるはずです。
応援してます!がんばれー!!!

それでは、またね。


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)