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国も東京都も、基礎自治体も逃げ腰 有機フッ素化合物PFAS汚染 米軍に対しどこまでも逃げ腰な日本 いのちを守るのが本来の政治の役割

【水がなければ生きてはいけない】

いよいよここまできたか、と感慨深くなっている状況ではない。

#有機フッ素化合物 #PFAS  

国は、“いのちの水”が人工的に作られた物質により汚染されている状況がここまでハッキリとわかりながらも、自ら動こうとはしない。

連日、PFAS汚染の報道が続いているが、インターネットメディアのIWJが2023年7月7日、浜田靖一防衛大臣の定例記者会見でPFAS汚染について国の立ち入り調査などについて質問。その会見で浜田防衛大臣は「今後の調整に支障を及ぼす恐れがあるためお答えできない」と答えた。
 
基礎自治体に聞いても「慎重に対応したい、東京都にしっかりしてほしい(2023年3月議会での嶋﨑英治元市議の一般質問への河村三鷹市長の返答)」と答え、東京都は“東京都上水道の最高責任者”である小池百合子都知事が「国の動向を注視したい」とサラリとかわし、肝心の国は先程述べたように「今後の調整に支障を及ぼす」と逃げ腰。

http://www.city.mitaka.tokyo.dbsr.jp/index.php/7367216?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=2259

どこに聞いてもまともな返事は返ってこない。


一体全体なにやってるのでしょうか。

ここは日本。

米軍がそんなに怖いのか。

自分はPFASについて、長年訴えてきました

秘密会議であるはずの日米合同委員会の動画が流れ、米軍も日本の世論を多少は気にしているようにも見えなくもない。

公開された日米合同委員会の動画
ニュー山王ホテルの文字も

だが、肝心の日本はどこも、どの責任者に聞いても逃げ腰。

本来なら国が率先して立ち入り調査などを行うべきだが、国がやらないのなら小池百合子都知事がもっと強気な姿勢を示すのか筋。そして都知事すらやらないのならば、基礎自治体が動くべき。

人間は水がなければ生きてはいけない。
だが、どこに聞いても逃げ腰。

改めて植民地支配をまざまざと見せつけられる、今の状況です。

↑PFAS汚染に危機感を感じ、武蔵境駅南口で日本独立を訴える街宣のfacebookライブ配信より
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IWJ記者「米軍横田基地のPFAS問題についておうかがいします。

 『東京新聞』の報道によると、2010年から12年に起きた3件の泡消火剤漏出事故について、東京都の問い合わせに対し、6月30日に北関東防衛局から事故があったことを認める回答がメールであり、『防衛省から公表の了承が得られたとして、7月5日』に明らかにしたとのことです。

 防衛省が横田基地での泡消火剤漏出事故を知ったのはいつで、なぜ、事故から10年以上もたつ今まで、基地内の立ち入り調査を米側に求めていないのでしょうか?

 また、この件について、今後、国として調査を進める方向かどうか、現時点で分かる範囲でお聞かせください」。

 これに対して、浜田大臣は次のように答弁をした。

 浜田大臣「2018年の12月の報道を受けまして、米側とはさまざまなやりとりを行ってきたところでありますが、その詳細については、今後の調整に支障を及ぼすおそれがあるため、お答えできないことをご理解いただければと思います」


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