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2021.5.12 一水会フォーラム参加 講師は「市場と権力」著者の佐々木実氏 反・竹中平蔵 打倒・新自由主義

【反・竹中平蔵】


左から、一水会代表の木村三浩氏。真ん中は元日本郵便副会長の稲村公望氏

#打倒新自由主義


今日は新宿で思想探求団体一水会主催の一水会フォーラムに参加してきました。

一水会フォーラムのテーマは、「市場と権力」の著者、佐々木実氏をお迎えしての『市場と権力 竹中平蔵を問う』、竹中平蔵がテーマの講演会でした。


「市場と権力」は、文庫本となりより買い求めやすく再販売されたので、まだお読みになられていない方は、是非ともお読み下さい。


講師は佐々木実氏

自分が投稿した、「市場と権力」を読んだ感想の投稿です。


竹中平蔵の人となり、竹中平蔵がいかにして今の位置にまで登りつめたのか、がわかります。


和歌山県の城下町を望む履物店に生まれた竹中平蔵。

父親が働いても働いても金持ちになれない、といった思いが今の竹中平蔵の原点ではないのか、と「市場と権力」で竹中平蔵の生まれ故郷まで行き、取材を重ねた佐々木実さんの言葉には説得力があります。


民青(日本民主青年同盟)に所属していた高校時代。


東大ではなく、一橋大学経済学部を卒業し、日本開発銀行に就職し、その後大蔵省に出向し、今の竹中平蔵の師匠とも言える「革新官僚」と言われる長富祐一郎と出会い、そこからよりキャリアを重ねていく。

長富祐一郎はパソナグループ社長の南部靖之とも関係があり、竹中平蔵と南部靖之をこの人脈から一本の線が繋がれていく。


そして、その後はアメリカ渡米し、「アメリカの親友」ジャパン・ハンドラーズのケント・カルダーと知り合い、日米構造協議から、日本の新自由主義化、「株主資本主義化」がより顕著になっていく…


大手メディアではなぜか一切取り上げられなかった「市場と権力」の著者、佐々木実氏の渾身の取材、そしてこの日の講演。


とても勉強になり、大盛況でした。


元日本郵便副会長の稲村公望氏、一水会代表の木村三浩氏とスリーショット。

木村さんとは久しぶりにお会いさせていただきました。

「よ!久しぶり!いつも頑張ってるね!」とお声をかけられました。

ありがたかったです。


写真には写っていませんが、憂国我道会の山口祐二郎さんや、いつもみちばたに参加してくれる平塚さん、知人も沢山いてゆっくりお話する時間はありませんでしたが、けいのすけさんと参加したこの勉強会、とても有意義な時間でした。


コロナ危機のいま、深刻化する日本の非正規労働問題、アメリカからの圧力により新自由主義政策が推し進められ、日本型資本主義は一度は敗北のような形になったのかもしれませんが、これからまた新自由主義者から私達の生活を取り戻していかないといけません。


そして5/22(土)、またまた #みちばた から打倒竹中平蔵、打倒新自由主義の声を上げます!


会場は満席でした

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