ニュー山王ホテルで抗議街宣、米軍相手に抗議街宣行う事なんて、全然怖くない
近頃、「日米合同委員会のデモなんてやって、身の回りに気を付けてくださいね」とか「ニュー山王ホテル前でデモって怖くないですか?」とか言われます。
そういった事を言ってくださる方は、自分の事を心配してくれて言ってくれているんだと思います。
とても有り難いことです。
ですが、そう言われる度に自分は「別に危なくなんてないでしょ」と心の中で思います。
そりゃ実際に危ないのかもしれないし、2月1日にやった時は、大勢の警察や公安に取り囲まれる中、その先には米軍施設が。
それを見ると確かに「危ない」と思って当然なのかもしれません。
ですが、自分がなぜ市民運動を始めたのかというと、社会を変えたいからです。
現在の社会を変えるためにはその先に色んな障害があるのは当然だと思うし、そんな簡単に変えられるとは思っていません。
「怖いからやらない」なんて思うなら、そもそもこんな世界に身を投じていません。
あと「命の危険に気を付けて」とか、心配してくださるのは本当に有り難いことですが、自分は大型トラックの運転手です。
大型トラックの運転をこれだけ長年やっていれば、怖い思いをしたことは何度もありました。
夜中、前日からまともに寝ていない中、関西から関東に荷物を運ぶ、時間は絶対厳守。
そんな中、新名神の長〜〜いトンネルを大型トラック満載の荷物を積んで走る。
眠すぎて目的地まで走った記憶が飛ぶ中、無事荷物を下ろした事もありました。
仕事途中に急に熱が出て、そんな中でハンドルを握ることもありました。
大型トラック満載の荷物で、トラック総重量20トン超え。
そんな鉄の塊を眠い目をこすり、時速80キロで走り、時間厳守、しかも荷台の中の荷物を絶対に崩してはいけない、という中ハンドルを握る。
こんな事は言い出したらキリがないくらい、本当に様々な経験をしてきました。
もちろんトラックドライバー以外にも、本当に命を削って社会のため、ご家族のために仕事をされている方は、この世の中に沢山います。
そういった経験をしている自分からすれば、ハッキリ言ってニュー山王米軍センターで米軍相手に抗議街宣を行う事なんて、全然怖くありません。
世間に揉まれて一生懸命仕事をしていれば、そっちのほうがよっぽど怖いこと、沢山あるでしょう。
米軍に抗議する事、自分は決して特別なことをやっている訳ではない。
普段の仕事の方がよっぽど大変だ。
トラックの運転の方が、米軍に抗議する事なんかよりよっぽど大変だ。
皆さんがやられているお仕事、そっちの方がよっぽど大変です。
さぁ家に帰ってきた、明日も仕事だ。
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