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外資系企業でのインターンシップ

こんにちは^_^
香月美智子です。
外資系金融企業でのエグゼクティブ・セクレタリーの日々をお伝えしております。


いつの時代も企業にとって優秀な人材採用、人材育成は最大の課題です。

外資金融企業では日系企業に比べて中途採用がとても多いと感じます。

そして、新卒採用にもより良い人材を採用しようと熱心に活動をしています。

最近では日本でも大学生の企業でのインターンシップが盛んになっていますね。

外資系金融企業でのインターンシップは国内外の学生さんからとても人気があり、選考の為の試験をしっかりと行う会社もあります。

本番の採用試験さながらに、難しいペーパー試験や数回に渡る面接をして選考していきます。

そうしてインターンとして採用された優秀な学生さんには約2ヶ月間社員並みの待遇で経験を積んでもらっていました。

営業部門でのインターンの方々はローテーションで色々なチームを1週〜2週間間隔で回り、金融市場のリサーチをしてもらったり、各チームの手伝いをしているようでした。

そして、ローテーションを通して学んだ事や自分が発表したい題材を基に、インターンシップ期間後半に各自プレゼンをしてもらっていました。

2ヶ月間に渡り、会社の仕事を手伝ってもらうというよりは、学生の皆さんに会社のカルチャーやビジネスの流れを勉強してもらう目的の方が強いです。

社員は自分の業績アップ目指して忙しい日々の中、インターンの学生達にも根気よく、親切に指導していました。

エグゼクティブ達も、遠くでそれを見守っていました。

そして、彼らにとっては遠い存在に感じるCEOに対しても、希望者には1対1でのミーティングのチャンスを作っていました。

マネージャークラスの社員が、質問があればどんどんするべき、そして、CEOにも話を聞きたければ、積極的にアポイントメントを取って会いに行け、とアドバイスします。

そのような2ヶ月間はインターン学生の皆さんにも素晴らしい経験となりますし、会社側としても、実際に社員として採用したい人材を見極めるチャンスにもなります。

インターンで1〜2年前にお会いしていた学生さんとオフィスで再会することも多々ありました。

秘書の立場でも、この方は優秀だな、と思っていたインターンの方が社員となって戻っていらっしゃることは、とても嬉しいことでもありました。

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