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めんどくささを徹底的にはぶいて、デザインにこだわった帆布リュック【製作日記2】

前回からの続きです。

6,収納にこだわった3つのポケット

外側には大型ポケットを装備。
・ダブルファスナーで開けやすくアクセスしやすい。
・このファスナー、ロックファスナーになっていて自然に開いてしまうことのない仕様です。
自分から見えない後ろ側なので、リュックがユラユラして、自然とファスナーが緩くなってしまうのはイヤですよね。
・ちなみに自分で背負うときには、この外ポケットにはティッシュとか普段使わないけど入れっぱなしにしておきたいものを入れてます。

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内ポケットは上下2つ
・内上側はスマホが入るサイズとペンなどを挿しておけるような間口に設定。
(基本オーダーなので、間口のサイズは自由なのですが、オーダー主さんが新聞記者さんなので「ペンとかさっと出し入れできたらいいのでは?」と考えて今回はこのサイズにしました。)
・内下側は仕切り無しの大サイズに設定。

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盗難が気になるので横では無く背面ポケット

一般的な箱型リュックは、側面にポケットがついています。
(ペットボトルが入るあの横のポケットです)
鍵やスマホなどサッと入れたいものは多いのに、横のポケットを使うと電車の中や、歩いていても後ろの人が取り出せる状態になります。
「んー、ちょっと不安。。。」となると大事な物を入れづらいです。

また、横のポケットにスマホとかを入れておいて、リュックを片側だけ下ろそうすると勢いで中のものがサッと飛び出した経験はありませんか?
スマホ、ツルツルですし。

このリュックのポケットは横ではなく、背面横。
この位置だと他の人からアクセスしづらいので安心。
そしてこのポケットにスマホを入れておき、片側だけ下ろしても位置的に中の物が飛び出ることはほぼ無いと思います。
しかもポケット袋口が手前側にくるのでポケット内に手が届きやすくなっています。

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7,背面とショルダーベルト

背面とショルダーベルトのクッションは、一般的なウレタン素材ではなく、テレビショッピングで「この敷布団、弾力性があり吸水速乾なんです!」とCMしている高級敷布団やベットマットの中で使われている高機能素材を使用しています。

背面の黒いメッシュ生地はアウトドア用リュックで使われるメッシュ素材です。
アウトドア用製品も製作しているノウハウや技術を投入しています。

8,軽さと丈夫さ

このリュックを持った方、全員と言っていいほど「軽い!」と仰います。
重くすれば簡単に丈夫になりますが、バッグやリュックって軽い方がいいですよね。
組み立て方や縫製をとことん考えて、軽さと丈夫さを両立するよう目指しています。
これも先程同様、一般的なリュックとアウトドア用のリュックを両方製作しているからこそ使いやすさを向上できると考えています。

9,カラー

今回はオールレッドのオーダーでした。
何から何までレッドにしてしまうと、本当にランドセルみたいに見えてしますので、チャコールグレーのテープ等を組み合わせてみました。
カラーもオーダーできますので、極端に言うと全てのパーツで色を変えられます。
実際はフラップのカラー変えるなど、ツートンカラーはいいかもしれませんね。

他にも「通常使用の場合、正面から見てバックルが見えないようにしている」などこだわりポイントはまだまだあるのですが、長くなりそうなので今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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