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関西について話そう。
私は関西、兵庫県神戸市で産まれ育った。
TVでは標準語を耳にするのだが、関西のローカル番組というのは、みんなの想像するいわゆる関西コテコテ家庭が観る全体の番組のおおよそ50%を占めていると思う。(単なる想像)
毎週土曜日の昼間は「吉本新喜劇」からの「新婚さんいらっしゃい」それで育ってきた。
※関東では深夜帯にやっているが、深夜に見るにはアクが強すぎるんじゃないかと思っている。
朝昼の情報バラエティ「せやねん」を観て、夜は「探偵ナイトスクープ」のシュールな笑いを学ぶ。
そして日常生活がプラスされると立派な関西人が育成される。(もし、非関西圏で関西人を育成ひたい場合はご参考に。)
関西の二府四県紹介したいのだが、兵庫以外は正直リアルはよく知らないから今回はほぼ兵庫についてだけ紹介する。※注意 神戸市民目線。
だがその前に、少しだけ大阪のことについて。
私は天王寺の学校に3年通い、大阪キタらへんに1年半住んだ。
大阪の有名所でいうと、箕面、キタ(梅田、新大阪、北新地)、ミナミ(難波、心斎橋)、天王寺※今私が思いつく地名。
勿論それぞれ、違った魅力がある。
箕面(落ち着いたエリア、滝が有名)、キタ(都会、買い物)、ミナミ(THE大阪、道頓堀、なんばグランド花月)、天王寺(栄えてきているショッピングエリア、専門学校多い)。
あと岸和田はだんじりで有名だし見に行きたい。が大阪梅田から1時間くらいと少し遠い。
私のお気に入りエリアはミナミだ。
学生時代の思い出が詰まっているし、今でも道頓堀で串カツを食べるっていうコテコテの大阪感が恋しくて行くことがある。
大阪の人の方言は「やらない」「来ない」を「しやん」「こやん」と「やん」を使うのが特徴的な気がする。私は使わない言葉だし大阪の学校に行くまで知らなかった。
では、兵庫県について。
それぞれの地域で少し違う言葉を話す。
(兵庫県庁HPより引用https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac02/kids_area.html)
私の母は但馬出身だ。関西弁ではない。京都や岡山の影響を受けている。「〜ちゃ」と祖母はよく言う。「なんでやねん」という言葉が絶対出てこなさそうな話し方をする。
そして父方の祖母は淡路出身で神戸の下町住み。長らく商売もしていたのでいわゆるバリバリの関西弁だが、淡路特有の言葉がベースだ。
そんな親を持つ私は、ぐちゃぐちゃの関西弁を喋る。※恐らく県内の地方から阪神間の地域に進学や就職の為引っ越してきている親を持つ、私のような神戸っ子は多いと思う。
私の喋る言葉のなかで、神戸弁の「〜とん」「〜とぉ」は恐らく他の地域民が使わない言葉だと思う。
「〜しはる」っていうのも、京都のイメージだと思うが軽い敬語として私は使うし、地元の友達も使う。
なので、よくホームページなど色々なところで方言についてのまとめがあるが、正直とても曖昧であると思う。
そして今!!
東京、神奈川と住んで7、8年になろうとしている。
「〜じゃん」「〜だよね」を使いこなしている。(と思う。)
けど、イントネーションは関西だし、接客業なので標準語を意識してみても全く直せない。
地方出身で全国放送のアナウンサーやきっちり目のサービスの方々は仕事の為に相当な努力をしていると思う。
ここで、あなたの隣の関西人についての取説。
悲しいことに関西弁、関西人が苦手って一括りにそういった意識を持つ人が一定数いるが、関西人じゃなくて「その人」のことが苦手と考え方を訂正してほしい。
改めて言うが、みんなが芸人並みに激しくボケないしツッコミをしてこない。
私もしょうもない内容のボケをしてツッコミ待ちをしている人は苦手である。
意図的にボケ殺しをする。(=スルーする)
そして、その人とはその後距離をとる。
どんなボケにも、気にもせずに自然とツッコむことが出来る神のような人が一定数いるのでその人達に相手を任せよう。
なので、しょうもないこと言ってくる人には「へぇ」って薄く笑っておいたら、「ボケ殺し」という関西特有の文化に自然と足を突っ込むことが出来る。
もしも「自分(あなた)、ノリ悪いなぁ。笑笑」言われても「だって、しょうもないねんもん。ふふっ」って笑顔で可愛く言っておいたらいいと思う。
可愛く言わないと、親しい間柄でない場合は、「は?なんやて?ワレもういっぺん言ってみぃ。」みたいなこと起こらんとも限らないので気を付けて下さい。(責任は負いません)
私が東京にいて好きなのは、日常的に色んな文化に触れることが出来ること。
東京都民以外に沢山の地方出身者がいるし、外国人もたくさんいる。
その地方の話だったり様々な話が展開しやすいし、話に花が咲く。
関西のことを書いていると、少し関西が恋しくなってきた。
次帰ったら、ポールウィンナー買って帰ろ。
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